差別なんて食っちまえ

kaneurikichiji もそのシーンを見てました。

リーガエスパニョーラ第３５節、ビジャレアルvsFCバルセロナ戦、後半７５分、バルサのコーナーキックで、右サイドバックのダニエウ・アウベス選手がボールを取りに行った時。

何かが投げ込まれ、それをすかさず拾い上げて口にするアウベス選手。

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最初はよく分からなかったのですが、どうやらバナナが投げ込まれ、アウベス選手は、コーナーキックの前に皮をむいて、食べたようです。

バナナを投げつけるということは、『おまえは猿だ』と

いっているのと同じこと。

つまりは人種差別。

そうした恥知らずな行為に対して、アウベス選手はこのように答えたといいます。

「スペインではこういう行為に苦しめられてきた。ちょっとしたユーモアで返さないと。自分たちが真に受けなければ、相手は目的を達成できない。」

この「抗議」は世界中に広まったようで、Ｊリーグの鹿島アントラーズのトニーニョ・セレーゾ監督も記者会見でバナナを食べたようです。

こうした、やんわりとした「抗議」がもっと広まれば、差別がなくなる世界に近づいていける、そんな気がしています。