かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

もっと敬意を払われるべき存在

2014年05月08日 | 旧ブログ記事(その他)
審判 Referee

フットボールでもっと敬意が払われるべき存在。

どのスポーツの審判も心技体がそろっていなければ務まりませんが、特にフットボールの審判は過酷です。

特に主審は、105×68m(これはワールドカップでの大きさ)のフィールドすべてをカバーしなければならず、よいジャッジをするためにはなるべくボールの近くにいる必要があることから、自然とたくさん走らなければなりません。

正確なデータを調べたことはありませんが、おそらく審判の走る距離は、いわゆるよく走る選手(日本代表だと遠藤保仁選手。南アW杯での平均は1試合11.8km*)と遜色ないはずです。

しかも、選手と同じで何度もダッシュを繰り返しなければなりません。

ですので、当然アップも入念に。



...なんて書いてますが、選手と同じ時間に、同じ場所でアップしているというのは、この間のグルージャ盛岡vsSC相模原戦で初めて知りました。

ですので、この試合中、ジャッジに対して何度も選手が不満そうな顔をしたり、あげくコーチが『どうしてカード出ないの!?』なんて言っているのを見たり、聞いたりすると、悲しくなります。




Jリーグの試合ではJリーグの旗、両チームの旗とともに黄色いフェアプレーの旗が掲げられています。

フェアプレーとはファウルをしないという以前に、対戦相手と審判に対して敬意を払うことが求められる、そんな意味のアナウンスが、試合開始前何度も流されます。

よく選手やコーチは『このプレーのジャッジで人生が変わる』なんて事をしたり顔で言っていますが、それならば審判はすべてのジャッジに人生を、これが言い過ぎなら審判人生をかけているのです。

ここ数年、UEFAチャンピオンズリーグをテレビ観戦してますが、1流の選手はジャッジによく文句をつけてますが、超1流の選手はどんなジャッジを受けても表情を変えません。

ですので、超1流のフットボール観戦者になりたい kaneurikichiji は、贔屓のクラブに不利な判定が出ても、審判に不満は持たないように心がけています。


UEFAチャンピオンズリーグ予選リーググループHのACミランvs セルティック戦のワンシーン。
ミランのメクセス選手がジャッジに抗議したところ、ボルフガンク・シュタルク主審が袖に縫い付けてあったタグを指さしました。
そのタグに記されていた文字は“RESPECT”です。


もっと審判 Referee に敬意 Respect を。

フットボール好きの願いです。
コメント
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