かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

田山暦を学ぶ~八幡平市博物館に行ってきました

2015年10月26日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
毎週土曜はトレッキングに出かけるのですけど、おととい(23日)は天気が崩れそうだったので、博物館めぐりをしてきました。

まずは八幡平市博物館。

安代町、西根町、松尾村が合併して八幡平市が誕生して10年周年。

それを記念して2016年1月16日まで開催されている企画展“人生の儀礼-八幡平市のハレとケ”を見学してきました。

畳は普段は重ねてしまっておいて、祝儀・不祝儀の時に限って使用し、敷き方もそれぞれで違っているとか、死者の枕元に逆さの屏風を置く風習があるとか、とても勉強になりました。

八幡平市博物館に来たのは初めてで、常設展もじっくり見学。

今まで名前だけ知ってた田山暦という、江戸時代、旧安代町田山地区などで作られていた絵暦も勉強できました^_^


岩手県立博物館で展示されていたもの

田山暦は、盛岡周辺で作られていた盛岡暦と同じで、文字を読めない人が農作業に必要な情報を得られるように、絵で節気などを表したもの。

例えば、梅雨入りは梅の花で表現されてます。

京の街医者で、全国を旅して歩いた橘南谿も珍しいと思ったのか、紀行文『東遊記』に書き留めています。

ということも、この展示で初めて知りました。

行ったことのない博物館は、行くだけで勉強になりますね^_^

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