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メヒカリ 目光 めひかり

放たれた海老漁のための底曳網に、不本意ながら迷い込んでしまう目光君、お目当ての海老だけが水揚げ歓迎されて、目光君は殆どが捨てられていた。 勝手に捕獲しておいて邪魔者扱いされるんだからたまったもんじゃなかったろう。 そう、君が悪いんじゃない。 君の美味しさを知らなかったボク達が悪いんだな。
漁師や地元の人々の間では、焼いたり揚げたりして日常的に食べられていたようだけど、それとて大した量ではなく、やっぱし殆どが無駄死にしていた目光君だった。

ボクが初めてメヒカリを食べたのは20年位前のことだったと思う。 仕事で滞在した浜の民宿で、夕餉に出された唐揚げだった。 白身で淡白ながらもしっかりした味で骨もやわらかく、とにかく捨てるところがない。 捨てられていた魚だのに食べてみたら捨てるところがないという、何とも皮肉な、知らないということは恐ろしい。 頭から尻尾まで ムシャムシャ と全部食べてしまえる優等生な魚だったのだ。 メヒカリは丸干しの焼いたやつもなかなかに美味い。 ボクはいわしの生臭さがあまり好きではないから殆ど食べないけれど、メヒカリならこれまたやっぱし ムシャムシャ と食べてしまう。 焼きたての少し焦げたのが香ばしくていい、ポン酢があれば尚更にいい!

メヒカリが一般に食べられるようになってから、まだたったの20年?だ。 カラダの割りに目が異様に大きく、そして青緑に光る目と姿かたちがグロテスク?と言われ敬遠され、招かれざる邪魔者だった目光君、ようやく君は日の目を見たという訳だ。


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