薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
初雪:焚付が雑になった? 全方位的に満遍なく300℃!
昨日の未明と言うか、夜明け前から暴風雨で、
昼までに雲は流されてお陽様が顔を出したんだが、暴風だけは午後も続いた。
生温い南風は朝方から西風に変わり、閑居へは直接風が当たらなくなったが、
裏山の木々が大暴れして、枯れ葉がしこたま飛んできた。
今回の嵐で、裏山の落葉樹は殆ど丸裸だ。
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今朝は少し寝坊して5時過ぎに起きて、いつものように薪ストーブに火を入れて、
布団を畳んで煙草を吹かしに外へ出たら・・・
初雪だ、べた雪だ、少し積もって真っ白だ!
不意打ち的な雪景色に、びっくらこいた朝だ(笑)
今年は雪が早い。
すっかり焚き慣れてしまって、焚付が雑になってきた頃だ。
良く言えば、要領を得たと言うことなんだが(笑)
木っ端は最小限しか使わないし、
小割を作ってないから、いきなり中割で焚き付けている。
おまけに、相変わらず下から着火してるんで煙もくもくの焚付だ。
煙を気にしなくていい立地に住んでいると、
焚付はズボラになるね(笑)
そんなに大きな薪ストーブじゃないんだが、
熱量は大したもんで、ガンガン焚いてやるととても暖かい。
タイプが違うので単純比較はできないが、
ノルンよりも暖かいし、直ぐに高温ボディになるのがいい。
もっとも、吾が家のノルンはソープストーンを抱いているので、
正面以外はスロースターターだ。
上下左右すべての面から直ぐに熱を発するアンビションは、
朝だけとか、夜だけ焚くようなニーズには良い薪ストーブだと思う。
焚き付けた薪が熾きになり、追加薪をしてそれがピークになる頃には、
空気を半分絞っても、天板温度は300℃まで上がってる。
天板と同時に、サイドパネルも300℃まで上がる。
トップの写真の通りで、その時の鋳物のドアも300℃と熱い。
つまり、全方位的に満遍なく温まるということ、
小さいくせに、実に頼もしい薪ストーブで個人的には気に入ってる。
もっとも、隠居部屋の狭い環境では、
ここまで温度を上げて焚くことは、現実的には殆どない。
途中で空気を1/3まで絞ってしまうからね。
出力が 3,400~10,300kcal / h というスペック通りで、
おとなしくゆったり焚くのもいいし、上述のようにガツンと焚くことも出来る。
アンビションに限らず、炉内がバーミキュライトで覆われてるもの、
鋼板製薪ストーブの特性なんだろうね。
エアーをタイトにして燃焼させることに長けてる。
中村吉右衛門が死んじまった。
鬼平犯科帳や切り捨て御免、元々の歌舞伎の世界は知らないが、
時代劇の中での演技が好きでね、良い役者だった。
楽しませてくれて、どうもありがとう。
■MeWe 薪割会メンバー
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コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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以前書きましたが、出来るだけたくさん詰め込んで、
上の方で小さい井桁に着火して、
ちょっと火が回ったら給気も煙突ダンパーもさっさと閉じちゃう。
とやってるんですが、不思議とちゃんと暖かいです。
「さっさと空気を締めると煤ばっかりでて暖かくないし、煙突つまるよ」
と見聞きするのですが、1シーズンずっとこんな焚き方なのに、
シーズンオフの煙突掃除で煤だらけにもならないし、
煙突内側にタール状のがこべりついてもないです。
機種、薪、環境次第ではそういうもんなんですかね。
ヒタなんかを焚いてると感じるんだが、
ぎりぎりまでエアーをタイトに設計しているみたいで、
なので、ドアは直ぐに閉められないかな。
布団畳んで煙草を吹かしてだから、
だいたい10分くらいはロックしないで焚いてるね。
直ぐにロックしちゃうと、空気全開でも空気が足りないのよね。
ましてや、木っ端少なく中割で焚き付けることが多いので(笑)
こういうところが雑になったと書いた意味です。
本当は小割もちゃんと用意して、
バーミキュライトの薪ストーブは、上から着火がベストです。
それでも、焚付後の数分間、安定するまではロックしない方がいい。
一旦温まってしまえば追加薪も直ぐにロックだし、
バーミキュライトの炉は、保温と反射に長けてるんでね。
そうかな、とも思ってましたが、我が家のストーブは
気密がそれほどないのかもしれないですね。
ガスケットロープはヘタったら交換して、紙とか挟んで
スルスルしないのを確認してるんで、開口部のせいじゃないと思ってますが、
開口部以外で空気を取り入れられる量が多い気がしてました。
ある程度の空気が入り込むことは、
設計の段階で想定済みなんだと思うよ。
完全密閉は無理だもの。
もっとも、溶接の鋼板製だって完全は無理だよね。