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薪ストーブ|薪焚亭
アンコールの火力調節は薪の量とダンパー操作だけで給気調節レバーには触れない
昨日は朝の-4℃で始まり、日中はお陽様が最後まで顔を出すことなく、
夕方から雪もちらつき、終わってみれば気温が2℃までしか上がらない寒い一日だった。
日曜日で細君が在宅していることもあり、
アンビションではなくて、朝からアンコールを焚いて正解だった。
アンコールを焚いていると、暖房として安心できると言うか、
完全に本体が温まればダンパーを閉じて焚けるので、アンビションよりも楽チンなのだ。
※22坪の面積を温める我が家の場合。
薪の入る量はアンビションの方が少ないから、同じ暖かさを得るためには、
ほとんどフルパワーに近い状態で焚き続けることになり、薪の投入サイクルが短くなる。
尤も、熱効率的には、その方が正しい焚き方なんだけどね。
給気を絞って焚けば火持ちは良くなるが、未燃焼ガスのロスが多くなってしまう。
それぱ酸欠状態であり、目視できる煙が煙突から出てるってことになるので、
つまり、エネルギーを捨てていることと同じな訳だ。
なので基本的には、極力給気を絞らないで焚くことを心掛けている。
だって、燃える成分を捨てたら勿体ないじゃない?
その点、二次三次燃焼に切り替えられるダンパー操作があるアンコールは、
未燃焼ガスを捨てないで焚く術があるのでありがたい。
自動温度調節機能で多少の給気の絞り込みはあるが、
二次燃焼室に燃焼を分担させることで、未燃焼ガスを捨てることなく時を稼げるのだ。
昨日のように一日中焚いていて、部屋が暑くなりすぎる時は、
積極的にダンパーを閉じて焚いている。
そうすることで、鋳鉄の表面温度はフロントパネルで50℃以上低くなるが、
背面の鋳鉄と二次燃焼室のセラミックは熱くなり蓄熱する。
なので、全体的な熱放出は、表面の温度差ほどの変化はないのかも知れない。
薪の燃えるスピードが遅くなっても、燃焼効率が上がるのでね。
ダンパーを閉じると排気経路が長くなることで負荷がかるんだが、
それで給気が弱くなっても、二次燃焼室でクリーンバーンと触媒反応で燃やしてくれる。
勝手に弱くなった給気のおかげで、薪が激しく燃えて無駄に消費することがなくなり、
絶妙の燃焼バランスで、未燃焼ガスのロスを無くしてくれるのだ。
但し、このような焚き方は薪が良くないと出来ない。
アンコールの火力調節は、投入する薪の量とダンパー操作だけだ。
給気調節レバーには触れることがない。
自動温度調節機能、バイメタルの伸び縮みに任せっきりだ。
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