薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
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薪ストーブ|薪焚亭
本来の焚き方? 薪ストーブの選択は難しい?
2017年の12月に閑居に住み替えてから、この冬は3シーズン目になるんだが、
こんなに触媒燃焼させて焚くのは初めてのことだ。
それは暖冬のせいと言うことになるのだろうが、
ダンパーを開けっ放しで焚き続けると、部屋が暑くなりすぎてしまうのよね。
でも逆に言えば、アンコール本来の焚き方をしているとも言える。
暖冬の冬に触媒燃焼(二次燃焼)を多用して丁度良いと言うことは、
平年並みの寒さなら、アンコールでは少しパワーが足りない暖房面積の家と言うことになる。
高気密・高断熱仕様なら丁度良かったのかも知れないが、ごく普通の気密住宅なのでね。
さすがに44畳の空間を温めるには不十分なのかも!?
それでも、ダンパーを閉じないでガンガン焚けば、厳冬期でもパワー不足を感じないんで、
アンコールは焚き分けが出来て、むしろ吾が家にマッチした薪ストーブとも言える。
デファイアントを焚いていた旧宅時代は、逆にダンパーを開けて焚き続けることは出来ず、
触媒燃焼を多用して焚くと、28畳の空間を温めるのに丁度良かった。
住み替え当初は、44畳を温めるならデファイアントが丁度良いだろうと思っていたんだが、
実際は違って、デファイアントでは役不足で暑過ぎた。
一番寒い時期、外気がー5℃以上冷え込むような日だけしか出番がなく、
アンコールの1.5倍の大飯食らいだけのことはあって、デファイアントのパワーは凄かった。
いま住んでる家は、2間巾の土間引戸が無ければアンコールで、もっと暖かだったと思う。
一応は断熱と謳われてはいるが、引戸はレールからの熱損失が大きいからね。
そのことを考慮すれば、2間巾の内の半間をFIXにして、
残り1間半を2枚引戸にした方が、暖房効率的には良かったのだろうと思う。
まぁ、いずれにしても、吾が家の場合はアンコールで丁度良いと思っている。
シーズン中に数日しかないような非情な寒さにパワーの焦点を合わせるよりも、
それ以外の日常を快適に過ごせる方がいい。
暖房面積・容積に合わせた薪ストーブの選択は難しいね。
二次燃焼室の隙間から、触媒が働いて真っ赤になっているのが見える。
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コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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最近までは、
二次燃焼で煙を燃やしつつ、その熱量が加わることで
効率がいい暖かい焚き方と思っていました
実際には、薪の持ちが良くなるくらいかな?
煙の香りも余りよろしくない感じだし
今年は煙突ダンパーを多用して燃やしています
炎が奥に引っ張られることが無く、
真上にゆったりとゆらゆらさせるのが今のお気に入りです
それが良いところと思う。
二次燃焼はオマケ!
そのオマケで焚いてることが多い暖冬は嫌いだ(笑)
まぁ、色んな焚き方を試して、
自宅に合った焚き方を見つけてください。
「色々な焚き方」の意味合いがちょっと違うと思うんですが、
そこでは「観賞用ですよ」と割り切って(かな)
太めのをボンと置いて、触媒が赤くない内にダンパーしめて、
「暗めで少な目の熾のすみっこに時々炎がゆらめいて」
という使い方でした。
※炉内に入れる薪はすくなめでした。
想像通り、あまり暖かくありませんが、
観賞用だったら「焚けてさえいればOK」なのかなーと
逆に「メインの暖房、あついぐらいをめざす」だと、
「炉台の前に置かれたロッキングチェアーでのんびり」
なんてできないかもですね。
「意図した焚き方」なんだと思います。
そういう使い方は稀ですよね。
ガンガン焚いても、
「炉台の前に置かれたロッキングチェアーでのんびり」
出来る家もあると思いますよ。
て言うか、標高が高くて寒くて、
ガンガン焚かないと暖房できないような家とか、
少なくとも近年のガラスのデカイ鋼板製では無理でも、
鋳物のやわらかい暖かさなら、
ガンガン焚いても2~3m離れたらイケる。