観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ツルシギ飛来

2017-08-20 17:49:30 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間10時56分 潮位 33cm
今日の満潮時間17時33分 潮位257cm

 

今日は久しぶりに早朝の干潟をのぞいてきました。

ヨシ原では今年生まれと思われるオオヨシキリがぎこちない声で鳴いていました。

干潟に最初に飛来したのはアオアシシギの群れ。(後方のアオアシシギから出ている白い細い糸のようなものは、飛びながらした糞です。) 

干潟に降り立った後、餌を探していました。

こちらのアオアシシギはヤマトオサガニを捕えていました。 

 

導流堤の脇の干潟を見てみると、ダイゼンの群れの中に全身が黒っぽく、肢の赤いシギが1羽(右から3番目)。 

このシギはしばらくすると、目の前の干潟に飛来しました。夏羽から冬羽に換羽途中のツルシギでした。全身の羽色がモザイク模様に見えて、一瞬何の鳥だかわからないくらいでした。 

オオソリハシシギ1羽も飛来しました。

その後、ダイゼンとソリハシシギの群れもこちらの干潟に飛んできました。

さらに、昨日もいたオバシギ1羽(オバシギの写真は地元のHさんから提供いただきました)。 

全く夏羽の部分がないので、若い個体のようです。 

今日観察できたシギ・チドリは、シロチドリ2、メダイチドリ2、ダイゼン60、オバシギ1、ツルシギ1、アオアシシギ17、キアシシギ4、ソリハシシギ73、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ10 でした。

潮が満ちてきて干潟がなくなった夕方頃には、ダイサギなどのサギの仲間が1か所に集まっていました。今年生まれの個体も含まれているはずです。

 

そして、今日も野鳥観察館前の水たまりにはキビタキ(幼鳥)が姿を見せました。 辺りを気にしながら控え目な水浴びをしていきました。

 

※明日(21日(月))は休館日です。
明日の干潮時間11時42分 潮位 25cm
明日の満潮時間18時11分 潮位265cm

明後日の干潮時間12時23分 潮位 25cm
明後日の満潮時間18時46分 潮位268cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする