観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

猛禽類の観察日和

2017-08-31 19:59:13 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間 7時15分 潮位108cm、19時59分 潮位154cm
今日の満潮時間14時44分 潮位190cm

 

今日は昨日とは違って乾いた風が吹き、過ごしやすい日でした。

今日で8月も終わり。朝、晩はだいぶ涼しい日もあり、秋が確実に近づいているのでしょうか。

 

今日の藤前干潟には、オオタカ、ハヤブサ、チュウヒ、トビ、ミサゴが飛来し、猛禽類の観察がよくできた日でした。

南陽工場の煙突にハヤブサを探していたところ、思いがけず、建物の屋上にオオタカを発見。オオタカが飛び立つ瞬間を捉えることができました。

急旋回して飛ぶオオタカ↓。

 

ハヤブサは予想通り煙突にとまっており、煙突のてっぺんから、旋回しながら降りてきました。

(※オオタカ、ハヤブサの写真は地元のHさんから提供いただきました。)

 

さらに、野鳥観察館からはミサゴが魚を捕るために庄内川に何度もダイブをする様子が観察できた他、

チュウヒがミサゴの食べていた魚を奪う場面なども観察できました。

 

草むらではホバリングをしているイソヒヨドリを発見。虫を捕っていたようです。(イソヒヨドリの写真も地元のHさんから提供いただきました。)

 

今日も潮が悪く、シギ・チドリの飛来数は少なかったですが、午前中、まだ残る干潟を見に行ってきました。

護岸のすぐそばにはダイゼン1羽。ゴカイを何度も捕まえたり、カニを食べたり、食餌に忙しそうでした。

チュウシャクシギ、アオアシシギも護岸近くで1羽ずつ観察できました。

潮が満ちて干潟が小さくなってきたところで、ヨシの影に隠れていたのか、ケリが1羽飛び出してきて、干潟の上に降り立ちました。その後、上流のヨシ原の方へ飛んでいきました。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ480、ダイサギ37、コサギ13、アオサギ14、マガモ133、カルガモ231、ホシハジロ10、キンクロハジロ3、スズガモ9、ミサゴ17、トビ1、オオタカ1、チュウヒ1、ハヤブサ1、コチドリ1、ダイゼン30、ケリ2、トウネン22、オバシギ7、アオアシシギ6、キアシシギ5、イソシギ1、ソリハシシギ34、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ7、ウミネコ134

明日の干潮時間 8時34分 潮位 97cm
明日の満潮時間14時44分 潮位190cm

コメント
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