観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日もにぎやか

2021-01-06 23:21:50 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間11時06分 潮位202cm

今日の干潮時間17時29分 潮位 91cm

 

今日も風がなく穏やかな日でした。

年明け後、穏やかな日々が続いていましたが、明日からは再び寒気が入ってきて荒れるそうです。

みなさん、体調などにはくれぐれもお気をつけください。

 

今日も稲永公園にはツグミがいっぱい。

一緒にヒヨドリ、ムクドリ、シロハラなどもよく観察できて、にぎやかでした。

 

こちらはモズ↓。新しい園路をつくるために切られ、抜かれた松の木の根にとまって、工事現場を見ていました。

野鳥観察館前の水たまりにやってきたヤマガラ↓。ヤマガラもみんな、チェンソーや重機が動く音が気になって、工事現場の方を見ていました。

野鳥観察館近くに生えているトウネズミモチなどの実を食べていたツグミですが、工事の音がやんだ工事のお昼寝休憩時などには、水たまりに次々とやってきました。写真には11羽が写っていますが、30羽ほどの群れが来ていました。

シロハラも↓。シロハラは近くのピラカンサの実を食べているのが観察されています。

ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリのトリオ↓。

この他、メジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラスが水たまりにやってきていましたし、ジョウビタキ、ハクセキレイ、コゲラ、ウグイスが周辺で観察できました。

 

公園内がとにかくにぎやかでしたが、川側もいろいろな鳥を観察できています。

ここ数日は潮が悪いですが、干潟が出始めてしばらく経ち、護岸沿いの捨て石が現れたお昼過ぎ、川の中ほどから2、3羽のズクロカモメが護岸沿いまでやってきていました。

野鳥観察館の目の前を岸に沿って飛ぶズクロカモメ↓。

何をしているのかと思いきや、急に水に飛び込んで何かを咥えて再び川の中ほどまで飛んでいきました。

口にはカニが。恐らくは、岩の隙間に生息するタカノケフサイソガニだと思われます。

この時間帯はまだ泥の干潟があまり広がっておらず泥の中にすむカニ(ヤマトオサガニ)をつかまえるのにはまだ早い時間帯。ですが、護岸の捨て石はちょうど石が少しだけ水面から出ている状態だったので、護岸の捨て石のカニを狙って狩りをしていたようです。

また、ズクロカモメを見ていると、護岸のすぐ近くにハジロカイツブリを発見。赤い目がステキな、カンムリカイツブリより小さなカイツブリの仲間です。

潜っては水面に出てきて、出てきたらすぐに潜ってを繰り返していました。こちらも、捨て石の隙間にすむカニを探していたと思われます。

 

明日の満潮時間11時59分 潮位197cm

明日の干潮時間18時54分 潮位 79cm


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