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NHK 「クローズアップ現代」「ハートをつなごう」を見て

今日放送のあった偶然観た2つのテレビ番組の感想です。

「クローズアップ現代」ではプロボノというものの紹介をしていた。
会社でそれぞれの仕事をしている人が、自分の仕事のスキルを通してNPOに協力する人が増えていると伝えていた。
スキルの乏しいNPOが助かり、協力した人も達成感が得られるということだった。
大企業や専門的な仕事をしている人は仕事が細分化してしまい
自分のした事が見えなくて、自分は社会の役に立っているのかと疑問を持つようになった。
ありがとうの言葉を聞くことが無くなったと話していた。

番組でも話していたけれども、働き盛りの人もボランティアに参加して社会の良い流れになりつつあるということだ。
僕もそれを聞いて良い事だと思った。
でも会社での自分の仕事にやりがいを感じられていないというのも事実だと指摘していた。

振り返って僕の掃除の仕事を考えると、
良いも悪いも自分のやった事がすぐに分かってしまう。
仕事をやり切れなければ店が汚れたままで開店を迎えてしまう。
きれいにすれば喜んでくれるし、お偉いさんもニコニコ挨拶してくれる、
汚れていれば怒られる。
すごくはっきりしている仕事だ。

すごく生意気な事を言えばプロボノというものをしている人は
すごく立派な事をしているけれど、
大変なんだなと少し考えました。

番組の最後に僕が昔、なぜ働くのか悩んでいて答を探し歩いていた時に
話してもらった言葉を、同じ言葉を言っていました。
働くは傍(はた迷惑のはた)が楽になるから「はたらく」
これを聞いた時はすごい駄洒落だとあきれたことを覚えていますが、
この言葉をNHKで再び聞くとは思いませんでした。

僕だけでなくていろいろな人が働くことに苦労しているのだなと思いました。


「ハートをつなごう」ではこころの病の人が親などの家族の他に第3者の人に出会えたので
生きやすくなったと話していた。
病気になったことで本当の生きる姿が見える。
病気になったことが本当に生きることへのチャンスだと話していた。
確かに自分を手助けしてくれる人への感謝する気持ち、ありがたさを本当によく分かるようになれると思う。


この2つの番組を見て僕が思ったことは、
人生に社会的な成功ははっきりとある事は事実だろうが、
必ずしも社会的な成功を収めた人、全てが幸せなのだとは言えない。
また、社会的に成功だとは言えなくても、意外と楽しく幸せに暮らしていけてしまうこともあるのではと思いました。

少なくとも僕は人の気持ちの暖かさをわかる人になりたいです
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