Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

ああ、勘違い!(オーヴェール・シュル・オワーズ)

2008-12-16 19:11:45 | フランス
今朝も物凄く寒かった。
やっぱり冬ですね。マフラーがないと厳しい通勤になってきた。ほんと寒いんだからね・・

年末まっしぐら・・なんだけども、目先の用事をすませるので精一杯。
一つ用事を済ませると・・次が出てくる感じです。

この前の団塊のおじ様達のパーティでの会話で傑作だったのが、歯医者さんの話。
彼もこのところ『歯』の治療を必要としているんだけど・・困ったのは自分の診療時間中に休んで他の歯医者に通う訳にもいかないし・・治療してもらう歯医者をどうやって選ぼうか。。と悩むとか。まあ、自分の歯は自分じゃ治せませんからね。

皮肉屋のkおばちゃん。「いっそのこと、自分の患者さんに評判の良い歯医者さんでも聞いたら?」と発言して大うけしました。

ああ、そんなことより終わらせないと・・

○7月8日(火)

kおばちゃんが辿り着いたは・・オーヴェール・シュル・オワーズAuvers-sur-Oiseという集落。
パリから30キロのオワーズ川L’Oise沿いの村を望むオーベル・シュル・オワーズ。人口7000人弱の小さな村です。芸術家の村として特に有名なんですって。コロー、デュプレ、ドービーニー、ピサロ、セザンヌ、ギヨーマン、オレール、ヴィニヨン、ルノワールと現在でも有名な画家達がこの村に滞在していたそうです。

そして、なによりも日本人に有名なのはあのゴッホVincent Willem van Goghが1890年7月27日ここで命を絶った(死亡したのは2日後)という事だと思います。彼はこの地に65日間しか滞在していないそうです。

kおばちゃん実は昨年プロバンス(南仏)に行きサン・レミ・ド・プロヴァンスの旧サン・ポール・ド・モーゾール修道院Ancien monastère Saint-Paul de Mausoleを訪問したのだが(2007年10月25日~29日のブログに書きました)そのときに、ここを出たゴッホどうなったのかな??どんな所に辿り着いたのかな・・なんてことが気になっていたのです。別にゴッホフリークではないけれども、嫌いではありませんしね。

で、今回の北欧旅行で経由地を選んでる時に思いついたのでした。そうだ!ゴッホ終焉の地に行ってみよう!って。だからパリ経由にしたんです。

ということで、オーヴェール・シュル・オワーズというところはわかったのですが、その何処??という地図が今ひとつわからなかったkおばちゃん。

駅を背に右かなあ?

それとも左かなあ?と見渡したし・・・

左を選択してその方向に歩く事にしました。

200mも歩かないうちにこの建物を発見。

そうこれは村役場ですね。ゴッホの絵の題材にもなってます。

そしてその向かいにあるの冒頭の画像の建物です。
ゴッホの下宿していたオーヴェルジュ・ラヴーAuverge Ravouxです。
1890年当時の姿は1992年の大修復により取り戻されたそうで、レストランも営業しているしちょっとしたゴッホの博物館になっていると聞いていたのです。

しかし、残念ながら・・・閉まってます。おかしいな・・水曜日はやってるはずなんだけど・・・と思ってたkおばちゃん。おいおい!今日は火曜日でしょ。
そうなんですよね、ここは月曜と火曜が休館日だったのであります。ああ、勘違い!!なんというおバカなkおばちゃんでしょう。
だから、村も観光客も少なく・・・というかいないひっそりとした佇まいなんですね。

まあ、いいか・・というかしかたがありません。博物館にはいれなくても村を散歩する事はできますからね。

ほら・・・しっかり閉まってます。

あ、ここは出口ですか。

この建物の側壁にはこんな絵が・・

そうか、これは『アドリンヌ・ラブーの肖像』ですね。下宿屋の娘さんだったようです。

ここにも複製画が・・『オーヴェールの階段』だそうです。

これは現在の階段

そしてこっちは・・ゴッホの描いたものです。

木が成長して閉しまってますね。あたりまえだけど・・

この調子で村の中を散歩しましょう雨もあがってきたことだし・・

と元気よく歩き始めたkおばちゃんです。
それにしてもまったくの粗忽者です。
コメント (2)
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