Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

貴婦人たちの夢の後(パリ)

2008-12-25 20:55:39 | フランス
今日は比較的穏やかなお天気だった。
まだ町はクリスマスムードだけど・・オフィスでは新年の装いを・・
忙しい。

いつもは雑然としている我がオフィス・・いえ私の机のうえだけですけどね・・たまには潤いを・・と花の鉢植えを探すが・・・最初に見たお花屋さんは、殆ど咲き終わってしまったようなシクラメンが・・3000円近かった。ちょっとあまりにもあまり・・と思い、足を延ばして隣の地域にいったら・・なんと500円のシクラメンが!!

お店の人に『何でこんなにお安いの?』と聞いたら、『お花も盛りのうちに嫁いでもらわないとね。可愛そうでしょ?お正月越してお店にはおけないから・・』との弁。
花の盛りのとっくに終わってしまったkおばちゃんには耳の痛いお話でした。

○7月8日(火)

思いがけず有名チョコレート屋さんJean-Paul Hévin ジャン=ポール・エヴァンに入ってしまったkおばちゃんですが、おかげで心行くまでお買い物ができました。

お店から次にkおばちゃんが向ったのはリュクサンブール公園Jardin du Luxembourgです。本とお店から門がみえたんです。地理がわからなかったkおばちゃんは、なんか動物園か何かあるのかしら・・と思ったくらいですから・・

この公園は224500㎡( 22.5ヘクタール)も広さがあるそうです。一応門があり、開門時間がきまっているそうですが・・夏場だから午後9:45の閉門でしょうね。中は緑がいっぱいです。

まず最初に目に付いたのは去年、南仏のサント・マリー・ド・ラ・メール Saintes Marie de la Merでもみかけた、『ペタンクpetanque』で遊ぶ人達です。

この場所は低い柵で区切られていました。その中で思い思いのグループで遊びに興じています。
 

グループの構成をみても、年齢もばらばらだし・・共通項がわかりませんでした。
そうそう、ペタンクの玉を拾い揚げる新兵器?を大勢使っているのをみかけました。いえ。新兵器ってたって、磁石かなんかでリール状に吊り上げるだけなんですけどね。これだと一々こごまなくて良いので腰に優しいですね。

この競技場の脇にはクレープ屋さんがありましたが・・さっきアイスを食べたばかりのkおばちゃんは見てるだけ・・です。


ペタンク場の他にもテニスコートが何面かありました。
そして、kおばちゃんがおやと思ったのこのお方です。

そう自由の女神ですね。Frédéric Auguste Bartholdi Bartholdi (1834年8月2日– 1904年10月4日 名前の通り8月生まれですね)の作った『自由の女神』の原型のようです。
なんでも、彼のお母さんがモデルというかそっくりさんらしいです。

あら、あちらに噴水が見えますね。行って見ましょう。

まあ、こんなところにポニーがいっぱい!!

子供たちは乗せてもらえるみたいです。

またお客さんが一人・・

料金はこんな感じなんですね。どうもここの人気アトラクションのようです。

そして辿り着いたのはこんなところです。


お庭と宮殿のコントラストが美しいですね。

この宮殿はリュクサンブール宮殿Palais du Luxembourgと呼ばれ、もともとはリュクサンブール公爵邸を、だったのを、イタリアからフランス王室に嫁いできたマリー・ド・メディシスMarie de Médicis(かの有名なメディティ家の娘でルイ13世の母)の居城としてイタリア風に改修された宮殿だそうです。あら、貴婦人の宮殿だったんですね。どうりで・・

風格があります。現在は元老院として利用されているとか・・

宮殿前の広場ではみんな仲良く日向ぼっこ??ですかね。

さて、リュクサンブール公園Jardin du Luxembourgもつっきたことだし・・そろそろメトロにでものりましょうか・・

でも、ホテルに帰るその前に・・もう一箇所眺めたいところがあったのです。
それが、冒頭の画像の建物。もう、おわかりですね。パリと言えば・・ノートルダム大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Parisですね。
ここは、kおばちゃんがまだ若かりし日、初めて(ったってその後1回たちよっただけだけど)パリに来た時に訪問した思い出の地です。青春の思い出です。

地下鉄を出て直ぐに飛び込んできたのがこの風景です。ああ、パリに来たんだな~

この教会にゆくには橋を渡ります。

セーヌ川の中の島シテ島のなかにあるんですよね。どうも、これがお堀に見えてしまうkおばちゃんなんですけど・・

橋をわたったところでお堂を見上げていたら・・若い女性から『シャッターを押してください』と頼まれ、デジカメを渡されました。彼女も一人旅のようです。米国なまりの英語のようでした。
彼女は『あなたのカメラもシャッターを押して揚げますよ』とご親切に写真を撮ってくださいました。これが考えて見たら唯一のパリにるkおばちゃんの写真かもしれません。

入り口の前は、案の定。有名地とあって、沢山の観光客がいます。
kおばちゃんも・・その一人ですけどね。

それにしても立派な教会ですね。

残念ながら本日の拝観時間は終わっており、出てくるお客さんを待っているだけです。
これが、中央にある 「最後の審判」の扉ですね。裁きの天秤が・・・

外から眺めるだけでも大迫力です。
中では修復作業が 行われるようですね。


南側に周って見ました。あの右側のバラ窓ですよね。美しいのが・・思い出しました。

どこかにあの当時の写真が残ってるのじゃないかしら・・と思い出したkおばちゃんです。

もうそろそろ、荷物も(買い物した)重く感じてきました。それにもう良い時間です。
セーヌを渡って・・帰りましょうね。

そうそう、。ノートルダムNotre-Dameというのは 英語ではOur Ladyのこと。「私達の貴婦人」という意味でだそうです。そう、ここでも貴婦人が・・もっともこの貴婦人とは聖母マリア様のことですけどね。

ホントに短いkおばちゃんのパリの旅はもうすぐお終いです。
コメント (2)
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