Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

シュタインバッハのマーラー(アッター湖)

2010-11-12 23:59:59 | オーストリア
今日は気持ち悪い程暖かい。季節感がなくなるよ。季節外れの黄砂だとか。

黄砂はこの春、四国で遭遇してちょっと大変だったのよね。
レンタカーのウォッシャーがからっぽ。ティッシュをぬらして拭いていました。

ここのところマスゴミさんがまた大騒ぎをしている画像漏洩問題。
kおばちゃんに言わせれば的がずれてるんじゃない??

以前の不審船銃撃のときの流れは、 2001年12月22日九州南西海域で発生。12月24日6本編集されたものを記者クラブ幹事社を通じて各報道機関に提供。というながれだっ様です。

で、今回は・・・2010年9月7日尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突。
その後1ヶ月も経って10月7日、「日中」再悪化を懸念 政府・与党は、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオについて、公開に応じない方針を固めたる。って何???

何にも決められない政府。このまま情報制限してゆけば・・行き着く先は拉致事件で有名な国と同じことじゃありませんか??
どうして、そこを突っ込まないのか・・不思議でしょうがありません。

海保の中で衝突画像の情報が行き交ってたって不思議じゃありませんね。と思うのはkおばちゃんだけでしょうか??

○7月3日(土)

さて、アッター湖畔シュタインバッハにあるマーラーGustav Mahler氏の作曲小屋の中に入ってみました。
なんと、ドアーを開けたとたんに、室内からシンフォニーの音が聞こえてきます。3番だったかな?どういう仕掛けになっているんでしょうね?

最初に目に付くのは・・もちろんその面積の大半を占めるピアノです。


おそらおく、これは当時のものじゃあないでしょうね。
なぜならば、HPにいよると、この建物は、前にも書いたとおりkおばちゃんの滞在しているホテル『ガストホーフ・フェッティンガーGasthof Foettinger』で管理されていますが、このホテルも以前は『ヘレンゲビルゲ亭Gasthof zum Höllengebirge』と名乗っていたようです。

で、マーラー氏もバーンスタインによって取り上げられるまでは半ば忘れられた存在。
このアッター湖の作曲小屋もなんと、洗濯室、食肉処理場として使われていたようです。
ですから『マーラー氏の作曲小屋」1985年にFöttinge一族の申し出により、国際グスタフマーラー協会によって承認されたということらしいです。

小屋の内部にはピアノのほかに展示してあるものが少々あります。




この古い写真は、ウイーンの演劇博物館のマーラー展の時にも飾ってありましたね。


この作曲小屋の昔の姿ですね。

こちらの写真も、かつてのこの小屋と宿の姿をアッター湖の上から撮ったものでしょうね。


マーラー氏は1893から96年までの夏に妹のユスティーネ、エンマ、弟オットー、友人ナターリエ・バウアー・レッヒナーらを伴って滞在していたそうです。

右上の肖像がマーラーの妹たち。ユステイーネとエルマ
左はマーラーの1892年のハンブルグでの写真だそうです。

そしてこちらの男性は弟・オットーOttoです。

1893年の夏にはここに弟も一緒に滞在していたようですが、その後1895年2月。21歳の時に自殺してしまったそうです。そのことはマーラー氏に大変ショックを与えたそうです。

同年、マーラーの良き理解者であ、弟子であったブルーノ・ワルターBruno Walter(1876年9月15日-1962年2月17日)との出会いもあったそうですがね。

これはワルター氏の晩年の画像。


こちらは若かりし??なんて思ってるのですが・・・違うか??


そして、彼女がナタリーバウアー・レヒナー Natalie Bauer-Lechner (1858–1921)女史。
これも、前にも書きましたが、彼女は良き理解者であり友人・・でも恋人ではなかったとか。ビオラ奏者です。

ここアッター湖の滞在は、都会で仕事に忙しく作曲に行き詰まっていたマーラー氏にはよい気分転換になったのでしょう。
1894年にはバート・イシュルに滞在していたブラームスのもとにマーラー訪問していったらしいですが・・・理屈っぽいマーラーは敬遠されたとか。


そしてこちらは、このホテルの前で、1951年マーラーを記念するプレートがかかえげられることろ。
と、それを報道している地元の新聞の記事だったと思いますけど・・

ピアノの向こうにはアッター湖を望むことが出来ますが・・


こちらの窓からはお隣のキャンプ場のシャワーとトイレの建物がま間近に見えます。

そういえば、こんな作曲後書き込みを加えた楽譜等も展示されてました。

当時から湖に向いたこの景色はあまり変わらないのでしょうか?

なんて思いながら湖面を見つめるkおばちゃんです。
コメント
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