もうすぐ12月を迎え、主婦にとっては一番多忙な年の瀬も間近ですのに・・・・・・・
私の最近の暮らしは、年末の主婦暮らしとは余りにかけ離れた厳しい状況です。
とは言え、意外にも家事ははかどっていて、その順調さが、私の心に、幾分の落ち着きと安らぎを与えてくれています。
年末大掃除のガラス拭きも、5分の1程度終わったかしら。
各部屋の収納棚の整理は、ほぼ十月で終えています。
お掃除も順調にはかどっていて、各部屋も割と小奇麗。
旦那さまの介護も、ほぼ30分間隔で手をかけ、気を遣うようにしてきました。
ただ一つ、日々気になりながらも出来ない事は、パンジーなど晩秋に植え付ける草花の購入で、お花屋さんを回ること。
その時間だけは未だに取れず、ハンギングバスケットも空の状態で、気持ちが少々焦ります。
年内には植え付けを済ませたい、と強く願っているのですが・・・・・・・
実は夫が、昨日また再入院いたしました。
旦那さまも私も正直なところ、ホッとした気持ちでいます。
入院前4~5日の夫の状況は、ただ事でないものがあり、私は不安を抑え難くて、とても心配でなりませんでしたから。
熱が上がると、目がうつろになり、肩で息をし、気力がすっかり失せたような状態で、本当につらそう。
でも寡黙なYさんゆえ、私が尋ねても「気だるい」というだけで、多くを語ろうとしません。
いてもたってもいられず、主治医にお電話をかけ、ご相談をしたところ、
「尿の出が悪くなっている」との夫の言葉に驚かれたようで、翌日緊急入院ということになりました。
私は便の事のみに気が集中し、尿の量へ注意を払う事を怠ってしまっていたようです。
旦那さまも、同様のようでした。
緊急入院となったものの、私は翌日の午前中は、高校時代の親友の突然の訃報で、お葬式に参列することになっていました。
何としても、お別れの言葉をかけお見送りしたかったので、次女にお願いし、パパに付き添い、タクシーで病院に行ってもらうことに。
前の晩に、慌てて入院に必要な備品をバッグに詰め、用意した私です。
旦那さまには、
「入院が決まって良かったわね~あなたを看ていると、不安で心が張り裂けそうだったから」
と言いました。
当人も、体内で何が起きているのかわからなくて、不安でいっぱいだったに違いありません。
ここ数日間は、私は脱水症状を強く懸念し、いつも以上に水分の補給に気を遣い、夫に任せるのでなく、私が管理して気を配るようにしていました。
退院後は、夫が好むミネラルウォーターのボルビックを常に購入し、ほかにもレモンティーや時に口直しにコカコーラ―も枕元に置いていたのですが。
夫は思ったほど飲んでいなかったのかもしれません。
必要最低限でも、1日の量を決め、すべて飲み切るように私が管理すべきであったと、深く今は反省しています。
1週間前に、長女が届けてくれたミネラルウォ―タ―2ダースと和菓子です。
叶 匠壽庵 山寿菓
日持ちのするとても美味しいお菓子ばかりです。お茶のお伴で一服すると、介護に疲れた体がいやされホッとします。
先日、受けた病院での診察時には、前々回の記事でもお伝えしたように、直腸の炎症と浮腫以外異常はありませんでした。
栄養状態もすこぶる良好でしたから、直腸の回復を待って、体力が付けば手術に入りましょう、と先生がおっしゃったのですが。
そして夫婦揃って安堵に浸りきり、新たな日々が始まったつもりでした。
ところが意外にも、旦那さまが、突然食事を受け付けなくなったのは、その翌日からです。
K先生から勧められた栄養剤のリキッドを飲むことのみに頼り切り、私が作った食事には一切口を付けません。
リキッドだけではカロリー不足だから、食事を口にするように再三勧めましたが、
「食べるのが怖い」
と不機嫌に一言いいました。
旦那様らしくない言葉に驚いた私です。
大腸と直腸の現状況を図に描いて説明して下さった先生の言葉の印象が強過ぎたのでしょうか。
食事をすると、ますます食事のかすが腸に溜まり、苦しくなる自分が連想されたようです。
けれど数日経過すると、浮腫で細くなり通りが悪くなっていた直腸が貫通したかのように、一気に流れるがごとく便が出るようになりました。
旦那さまには、それがまた大変なショックだったみたいです。
私は、その話を聞き、
「ショックどころか、大変うれしいことではないかしら。直腸のむくみが取れ、快方に向かっていることでしょうから。
でも、下痢が続いている時は、脱水症状になりやすいから、水分の補給に気をつけないと駄目よ」
と幾度も言っていました。
数日で使い切り、介護用品の出費が家計を圧迫しそうです。
左の介護用品は、次女が注文してくれたアマゾンから届きました。
その後も食事は一口程度しか食べてくれません。
私が「もう少し召しあがったら」というと、「怖い」の表現が、「何故か喉が一切、食事を受け付けない」に変わりました。
そしてげっぷをしきりとし、吐き気をもよおしそうになったりします。。
喉が受け付けない、とはどういうことなのでしょう。、
私には理解できない事ばかり。
もしや私の旦那さまは、拒食症に似た状態になってしまったのでは、と思いました。
怖い、のどが受け付けない、といった表現から、精神的な事が大層懸念され、前向きな言葉をかけて励ましたりしたのですが・・・・・
しかし実際は、そんな生易しいことではありませんでした。
主治医のお話は、私が心配していたことも一部的中していましたが、あとは意外な内容で、自宅での素人介護と看護の難しさを改めて痛感させられました。
でも特別深刻な事態ではないようで、一安心といったところですが・・・・・・
でも、何だかとても心配で落ち着きません。
今日は私は休養日にしてもらい、昨日の夕刻見舞いに来た長女が、引き続き今日も午後からパパに付き添ってくれます。
前向きにできるだけ明るく対処して行けば、背負う苦労は軽くなるとの私の信念で、頑張るしかありません。
長くなりましたので、この続きは次回に回します。
にほんブログ村 ランキングに参加中 です。
今日もお立ち寄りくださいまして有難うございました。