なんだか落ち着かない日々が、ここずっと続いています。
五月晴れの爽やかな毎日ですのに、何とも残念なこと。
我が家を取り囲んでいる鉄骨の足場を見ているだけで、尋常でないものが感じられ・・・・・・
日頃の落ち着きを失ってしまいそう。
一刻も早く、改修工事が終わってほしい、と願うのに、一向に前に進まないもどかしさ。
先週の月曜日、色見本を再度見せてほしい、とお願いしたにもかかわらず、訪問の際、「忘れました」の一言。
次の訪問が木曜日の二時とのお約束でしたのに、当日になって夕方に変更してほしいとの連絡。
しかし、その時間帯になっても、待てど暮らせど見える気配がなく、そのまま。
翌日は、夫が身につけているドレーナーにまた異変が起き、急きょ病院に行くことに。
その旨、営業の方には知らせてあったのですが、病院にいるときに、一度電話が。
バッグの中の携帯を手探りしている内に切れてしまいました。
帰りにデパートで買い物を済ませ、まさに玄関ドア―を開けようとしたところに、また電話。
さすがに、多少強い口調で、注意しました。
「お約束は昨日の夕刻とのことでしたよね。キャンセルなら、一言連絡があってしかるべきではないですか」と。
照れた雰囲気の口調で、
「すみません」
の一言で終わり。
私はかなり甘く見られているようです。
長い人生、営業マンが、約束を勝手に破るなんていったことが今まであったかしら。
恐らく初めてのことでしょう。
告げ口をするのは私は好みませんが、
ご本人のためにも会社のためにも、今まで我が家担当で部長さんになられたWさんには、一言伝えた方がいいのでは。
教育をもう少ししっかりして下さい、とお願いしようかしら、と今悩みに悩んでいます。
若い方と、今後気まずくなるのは嫌ですから、難しいところです。
一層のこと、担当者を変えてほしいとさえ思ったり・・・・・・
一方では、忍耐して、この方の成長を見守ってあげようかしら、といった老婆心も沸いてきて・・・・・・
そのように寛大に受け止められるのも、私が長年にわたって、信頼しお世話になってきた大手のリフォーム会社だからです。
7~8年前のことですが、レースカーテンの入れ替えをこのリフォーム会社に依頼した時、女性の方が担当者になったことがありました。
その方は、実に礼儀正しく物事の処理がてきぱきしていて、とても好感を持てました。
業者のミスで、でき上がってきた物の中に、私の望む形状と多少異なるカーテンに仕上げたものが一つありました。
形が異なるだけで、窓に合わないわけではありませんでしたから、それを容認すべきか迷うも束の間、きっぱりと、私に言われました。
「新しいのを作りなおさせます。業者のミスですから」と。
その言い方の、余りの潔さに、横目でカーテン屋さんの顔色を窺いながら(笑)、感心したものでした。
働いた事が一度もない私が意見するのは、少々おこがましいかもしれませんが、顧客の立場で感じたことを率直に言いますと、
前線で、会社の顔となり営業で働く人たちの態度は、会社の損益に直結するほど、大きな影響を与えるのではないかしら。
ですから、営業態度のマナーと誠実に仕事へ取り組む基本姿勢くらい、徹底的に教育してほしいものです。
さてお話は、一転、夫の事に。
以前にも、一度同様の異変があり、病院に駆けつけ処置してもらったことがありましたが、またドレーンが詰まった様子でした。
病院に連絡したところ、明日、診察しますとのこと。
そう簡単に言われても、往復、約4時間弱かかる病院です。
心の準備が出来ていない私は、一瞬、また、との思いで、大層負担に感じましたが、そんなこと言っていられません。
旦那さまの体に多少でも異変があれば、速やかに病院に連絡し、先生のご判断を仰ぐ。
そのお返事次第では、病院に駆けつける。
それが、今の私の方針です。
先生からも、
「心配な事があれば、遠慮は入りません。病院にいつでも電話して下さい」
と言われています。
それで一昨日、また病院へ。
主治医でなく若い先生でしたが、遠方から来ることを大層気にされている様子でした。
「簡単な処置のみの時は、近くの良い病院を紹介できないか、今検討中です」
とおっしゃっておられました。
管の流れをよくする処置をしてもらい、無事に帰ることができました。
但し、とても嬉しい報告もありました。
消化器官の病で炎症も起きているので止むを得ない言われていた蛋白の吸収率の悪さが改善されたようです。
血液検査の結果は、非常に良好とのこと。
食事に大変気を遣ってきた私は、その努力がやっと報われたようで、心から喜びました。
最近の夕食の献立
カニずし・豚しゃぶサラダ・なすのみそ煮・かき玉汁
もうすぐ三回目の抗がん剤の治療が始まります。
夫の事を心配しながら日々を送る身ながら、雨樋の支障から、止むを得ず一大決心をして始めた改修工事です。
せめて心から信頼できる業者の方の下で、納得して、その工事の進展を見守りたい。
それが、私の今の願いです。
梅雨前には、きれいになった我が家を見上げることができるでしょう。
何とか私も体調を崩さないように気を付けて、もうひと頑張りしなければ。
ご訪問いただきまして有難うございました。