二月の最後の週末の日の事です。
長女家の孫娘、さっちゃんが所属する中学校の吹奏楽部の定期演奏会に出かけてきました。
その後は、久しぶりに長女宅にお泊り。
この演奏会に出かけるのは二度目。
生演奏を聴く機会がめったにない私。
その新鮮さもあり、前回同様、とても感動しました。
中学生が奏者ですから、未熟な演奏なのでしょうが、かえってその瑞々しさが、たまらなく心を打ちます。
指揮者と、それぞれの楽器のコーチは、音大を卒業された専門家ばかりとの事。
諸先生方のご指導のお蔭もあり、生徒の日頃の熱心な練習の成果が花開いていました。
会場を埋め尽くした父母や友人の温かなまなざしと声援も、その会を一層盛り上げ、フィナーレへと。
画像はぼかしを入れています。
ピアノ演奏が得意のさっちゃんですが、小学校の時から吹奏楽部に入部し、運動会の時には、その点でも活躍していました。
中学受験の際も、クラブに吹奏楽部がある学校を選択した程です。
伝統ある共学の学校で、良きクラブの一員にもなり、心から中学生活を楽しんでいるさっちゃんの様子を見て、私も心から安堵。
喜びが隠せませんでした。
さて、そのさっちゃんが、もうすぐ大きなチャレンジをするようです。
楽器は、サクソフォンではなく、ピアノで。
吹奏楽部の定期演奏会の後、長女宅から徒歩五分のところにある都内でも美味で屈指と言われる小さな中華料理店にて夕食をごちそうになりました。
さっちゃんのパパは、海外出張中で留守でした。
その後、長女宅に戻った時に聞いた話です。
中高の母の日のイベントが催される日、小さなミニ演奏会が企画されているとのこと。
そのいくつかの諸楽器を演奏する生徒を選ぶためのオーデイションが、今週の中頃にあるようです。
さっちゃんは、そのオーデションにチャレンジするかどうか、今迷いに迷っている最中との事でした。
ピアノの先生には、是非受けてみなさい、と強く勧められているようです。
音大を目指すような生徒さんもいるでしょうから、だめでもともと。
でもチャレンジする経験が、とても貴重だから、と。
さてさて、天真爛漫で、実に面白い事を言うさっちゃんのこの件の話には、落ちがありました。
その話を聞かされた時は、お腹がよじれるほど、笑い転げそうになった私です。
さっちゃんが一番仲良くしているクラスメートは、自宅もすぐ近く。
一緒に通学しているとのこと。
その彼女は、小学生の時から、その学校に在校している内部生。
バレエが得意で、スタイル抜群。
色白で、その美貌振りは、周りの人が見惚れてしまうほどなのだそうです。
そのお嬢さんといちばん仲良しで、いつもそばに一緒にいるのがさっちゃんとのこと。
ところが、そのさっちゃんは、周りの人には、~ちゃんのそばにいる友人Aと言われているとか。
その話を、いかにも楽しそうに屈託なく話すさっちゃんですが、内心は少々不満なのでしょう。
「ピアノが超上手な友人A」と呼ばれるようになりたいとの、秘かな野望があるようです。(笑)
万一、その審査に受かり、全校生徒と父母の前でピアノが弾ければ、確かにその願いは叶いそう。
友人Aとはね~
ばあ~ばは、少々憤慨だわ~。(笑)
小顔で、切れ長の目と、きめ細やかな肌、細面の美しい輪郭の顔立ちのさっちゃんは、とても美人。
そう思っている私は、心から慰めてあげました。
モダンインテリアの素敵なリビングの片隅にピアノが置かれています。
さっちゃんはピアノ、次女家のK君はバイオリンが大好き。
両家とも音楽一家です。
ところがさっちゃん曰く。
「全校で評判の~ちゃんにはかなうわけないの」と言い、友人Aの呼称も、心から愉しんで気にしているようには見えません。
心が広くて、大きくて、周りがよく見えているさっちゃんは、中学一年生にしては、なかなか人間ができている。
祖母の私は、そう思い、感心した次第です。
さてさて、オーデイションの結果はどうなりますことでしょう。
今日は、2月27日。
記事を更新するころには、もちろん結果が出ています。
オーディションに合格して、友人Aが、ピアノが上手な友人Aに格上げされるといいのにね~。
どうなることでしょう。
長女宅のダイニングルームの観葉植物が新しくなっていました。
見慣れない樹木。絵画とマッチして、とても素敵でした。
更新するにあたって、その結果のお知らせ。
オーデイションにチャレンジした学生は、練習不足とかで全員不合格でした。
五月の始めに、もう一度、そのオーデイションがあるようです。
さて、結果は先送りとなりましたが、楽しみなことです。
大好きなピアノで、晴れの舞台を踏ませてあげたいとの祖母の願いが叶うでしょうか?
友人Aのままでは、何だか可哀想ですもの。(笑)
さっちゃんの願い通り、ピアノが上手な友人Aになれますように。
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