昨日の記事に、六甲山の思い出はすべて織り込み、今日は二日目の観光の様子を綴る予定でした。
ところが画像の掲載がいつまでもだらだらと続き、途中で打ち切らざるを得えない気持ちになってしまった私です。
下手な写真でも、自分がとても感動したところは、皆様に「みて!みて!」といった心境になってしまうもののようです。(苦笑)
まるで幼子みたいで恥ずかしいですけれど、それくらい感動した六甲山牧場でした。
今日載せる写真も、牧場ほどではありませんが、私が魅了されて止まなかった美しい景観スポット。
その場所は、牧場前から山上バスに5~6分乗車し下車したところにあります。
六甲ガーデンテラスです。
牧場より、さらに高地にあるため、霧が濃く、視界が悪いですが・・・・・・。
六甲山牧場を出たあたりから、風も幾分出てきて、雲行きが一層怪しくなってきました。
小雨もぱらついています。
眺望が素晴らしそうだったけれど、このお天気では行っても無駄。
何も見えないでしょう。
行くのをほとんど諦めたかけていた私でしたが、ガイドブックで見たこのテラスの魅力的な写真が忘れられなくて・・・・・・。
とにかく足を運び、一見し、すぐ山上駅に戻ればいいと考えました。
ところが辿り着いたガーデンテラスは、思いがけず、期待以上に素晴らしい所だったのです。
展望台からの神戸の街の眺望は、霧に包まれ、思った通り、視界は最悪でした。
お天気が良好だと、ビュースポットから神戸市街地や港はむろん、明石海峡大橋まで望めるようですが。
でもその霞んだテラスの全貌が、とても幻想的で、私の心を、強く打ちました。
ヨーロッパ調の趣ある建物が、実に良い配置で佇んでいます。
その間を通る小道には、美しい木立があり、その周りに灌木が茂り、草花が植えられています。
そこは、まさにヨーロッパの片田舎。
私がイギリス旅行をした時に寄った、「世界で一番美しい村」と言われている「コッツウォルズ」を想い出しました。
訪れた甲斐があったと、喜び、言い知れぬ感動を胸に、この場所を後にした私です。
他にも見たい、六甲山の観光スポットはまだいくつかありましたが、私の心はもう十分過ぎるくらい満たされていました。
夫のお墓参りの際にまたいつか、是非六甲山を再訪したいと、今は願っています。
その時には、六甲からロープウェイを利用して、有馬温泉にも行ってみたいものです。
実は、有馬温泉に宿泊する案も、旅行計画の段階ではあったのですが、一人で泊まれる良い宿は、ほとんど見当たらず、諦めた経緯があります。
私の想像を遥かに超えて美しかった訪問地が、私の心をとてもリフレッシュしてくれました。
期待以上で、幸せいっぱいの気持ちでホテルに戻りました。
バッグに秘めた夫の写真にも、私の思いを伝えましたが、いつも不愛想だった旦那さまのことです。
おそらく黙って頷き、聞き流しだけだったでしょうけれどね。(笑)
荷物を預けたままお昼過ぎにホテルを出た私でしたから、チェックインは、それから。
その時、受付の方が、
「こちらの事情で、お部屋のランクを上げました」
と、一言、言われました。
意味がよく分からず、訊き返したほどでしたが、思いがけないこの幸運を、その後、享受することになった私です。
JTBで予約したとき、希望のホテルはどこも満室。
神戸港の岬に立つ、テラス付きのホテルが第一希望だったのですが。
ホテルオークラのみ、一室空いていました。
一日出発日を早めて、やっと取れたお部屋です。
そのために、無理が通り、スタンダードで申し込んだにもかかわらず、上のランクの部屋がその料金で提供されたのかもしれません。
JTBのお蔭でしょう。
その幸運を、心から喜べるような事が待っていました。
案内されたのは24階の部屋。
カーテンを開けると、目の前は素晴らしい夜景。
思わず感嘆の声を上げてしまった私です。
ホテルマンが、「一番眺望がいい部屋です」と言われました。
とても幸せ。
その後、お着替えをして、最上階のフレンチレストランで夕食
私の洋服の色にスープの器の色を合わせて下さったのかしら?そっくりでした。(笑)
お料理の画像は、料理ブログに載せています。
しかしその翌日は、大変なことが待ち構えていた、このたびの旅行です。
既に覚悟は、それなりにできていましたが。
嵐の中での神戸市街地の観光奮闘記は、明日綴ります。
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