昨日は母の日だった。
今年から大阪に就職している娘から妻に母の日の贈り物が届いていた。化粧品か何かのようだ。
そして今朝、その贈り物を包んでいたリボンを自分のカバンに結び付けていた妻を発見。
よっぽどうれしかったのだろう。
振り返れば娘を生んでから、22才の今日まで育てて、可愛くないはずがない。
それは父親である筆者も同じ。妻はお腹を痛めたからなおさらだろう。
だったら、地元で就職させて手元に置くことだってできたのに・・・微妙な母親の心理。
カバンにリボンを結んでいる妻を見て、少し不憫な気持ちになった。
先週の金曜日に娘の卒業式があった。
写真のように可愛い着物を着た晴れ姿を、筆者はベッドの上で、しかも携帯で見る羽目になった。
これで子育ても終了なのに……娘の晴れ姿と自分へのご褒美として卒業式には出たかったのだが、無念である。
人生の1つの節目が終わった。
職場の給与担当から文書が届いた。
扶養にとっている大学生の娘の所得が、扶養基準をオーバーしている可能性があるので、至急所得証明を提出するようにと・・・・
今大学で神戸にいる娘は、2か所でアルバイトしているのは聞いていたが、その所得情報が親元である筆者の住所地に届いていたのも驚きだが、その金額が2箇所の合計で1,030,894円だった。
大学生を扶養に取れる所得は103万円まで。つまり894円オーバーだ。
これにより所得税、住民税合わせて追徴される。わずか894円、でも大きな894円だ。
給与担当に所得証明を提出し、沙汰を待つことになる。
おい、我が娘よ、なんてことをするんだ!
現在大学4年生、神戸の大学へ通っている娘に土日を使って会ってきた。
就活中の娘、ふるさと島根に帰って来るようラブコールをしているが、彼氏もいるようで、関西に就職したいとのこと。というか、大学に入った時、「絶対地元に帰って来るね。」と言ったのはお前だぞ!
今でも帰って来て欲しい気持ちは変わらないが、娘が幸せならそっちの方が良いと思わなければな~。
自慢じゃないけど、本当に可愛く、いい子に育ってくれたと思っている。
これから娘に会える回数も減ると思うと、すこしウルウルっと来る、そんな神戸だった。さあ!仕事仕事・・・・
昨年の3月23日母が亡くなった。
昨日は一周忌の法要があった。寺で拝んでもらい、墓に参って、宴会だ。
普段ご無沙汰している親戚がこの機会に集まってくれた。本当に懐かしい。
こんな機会でもないと全員集合しないのかもしれない。
こんな機会を作ってくれた母に合掌・・・