河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

運動器リハビリテーション医師研修会

2006-01-08 | 研究・講演
横浜で本日より表題の研修会が始まった。
当初500名定員であったのが、希望者が殺到したためパシフィコ横浜に第二会場を設けて、合計1500名の受講となった。
私は案内があって5日目くらいに申し込んだのに、747番で第二会場での受講となった。
巨大な体育館のような会場でコンクリートの床でパイプ椅子を並べての受講で、寒くてコートを着たまま受講している人も多かった。講師は遠くにしか見えないので巨大なスクリーンが3つ前面に並んでいた。
これで受講料が3万円だからおどろく。
今回の研修会は異例ずくめであった。
今年4月の診療報酬の改訂で運動器リハの項目立てが行われるとして、今回の研修会で得られる資格が診療報酬の絡みで必要になると言う情報が事前に出回り、希望者が殺到したわけだが、だんだんトーンが下がってきて、リハ学会からは抗議文が送られてくるという情勢になった。
結局これだけ時間とお金を費やしても、ただの勉強だけに終わるかもしれないのだ。
それなのに1500名もの整形外科医が集まったのには正直驚いた。
それだけみんな敏感になっていると言うことなのだろう。
じつは、この講習会を申し込んだあと、岡山で行われる同じ研修会の講師の依頼があった。
今回の研修は、私にとってはどの程度の内容が求められているのかの確認という意味がある。
多くの参加者は居眠りもせずに熱心に講義を聴いていた。
大部分の参加者は開業医の先生と思われるが、パイが減少する状況にあって生き残りに必死だ。
コメント
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