岡山大学で研究会が行われ下記の発表を行った。
前十字靭帯の有限要素モデル作成の試み
吉備国際大学保健科学部 加藤茂幸 河村顕治
岡山県工業技術センター 永山則之
(概要)健常人の膝関節を対象とし、膝関節プロトン密度水平断像を磁気共鳴画像(MRI)装置にて撮影した。撮影条件はFujimotoら(2004)の方法に準じて位置決めを行い、スライス面の画像データから、水平面の大腿骨、ACL、脛骨の輪郭を抽出した。それらを3Dモデリングソフトへ入力し、コンピュータ上に3次元の立体モデルを構築した。3D-CADソフトを介して、非線形構造解析プログラムMSC.Marcへ入力し解析を行った。今回、有限要素モデルは大腿骨-ACL-脛骨複合体とし、1要素4節点四面体を用いた。脛骨下端部の節点の制約条件を固定とし、大腿骨を移動させることによって靭帯に加わる応力を算出した。骨および靭帯の物性値はFung(1993)およびHirokawaら(2000)より値を採用した。
特別講演として大阪労災病院スポーツ整形外科 堀部秀二先生のお話があったが、とてもおもしろくためになる講演であった。
堀部先生は岡山の朝日高校から阪大医学部へ進学されたのだとか。
岡大の阿部先生の指導もされたそうである。
前十字靭帯の有限要素モデル作成の試み
吉備国際大学保健科学部 加藤茂幸 河村顕治
岡山県工業技術センター 永山則之
(概要)健常人の膝関節を対象とし、膝関節プロトン密度水平断像を磁気共鳴画像(MRI)装置にて撮影した。撮影条件はFujimotoら(2004)の方法に準じて位置決めを行い、スライス面の画像データから、水平面の大腿骨、ACL、脛骨の輪郭を抽出した。それらを3Dモデリングソフトへ入力し、コンピュータ上に3次元の立体モデルを構築した。3D-CADソフトを介して、非線形構造解析プログラムMSC.Marcへ入力し解析を行った。今回、有限要素モデルは大腿骨-ACL-脛骨複合体とし、1要素4節点四面体を用いた。脛骨下端部の節点の制約条件を固定とし、大腿骨を移動させることによって靭帯に加わる応力を算出した。骨および靭帯の物性値はFung(1993)およびHirokawaら(2000)より値を採用した。
特別講演として大阪労災病院スポーツ整形外科 堀部秀二先生のお話があったが、とてもおもしろくためになる講演であった。
堀部先生は岡山の朝日高校から阪大医学部へ進学されたのだとか。
岡大の阿部先生の指導もされたそうである。