河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第19回 日本リハビリテーション医学会 中国・四国地方会

2007-05-20 | 研究・講演
島根県出雲市駅前のビッグハート出雲で地方会が行われた。
特別講演は下記の2題である。

1.「経験的リハビリテーション研究論」
藤田保健衛生大学リハビリテーション科教授 才藤 栄一
2.「神経疾患の維持的リハビリテーション」
伊予病院副院長 藤田 正明

一般演題では、高知大学医学部附属病院リハビリテーション部の石田健司先生が「高齢者の歩行特性並びに立位姿勢との関係」と題して、高知県香北町における高齢者検診の結果を発表された。発表後、ご本人に確認したところ、毎年夏休み期間を利用してボランティアで検診活動をされているとのことであった。マンパワーは医学生をアルバイトで雇って日当5千円を支払い、その経費は医局が負担しているとのことであった。昨今は地方自治体の財政が苦しいので、町村からの支援はほとんど期待できないそうである。
このような高齢者検診を今回採択されたオープンリサーチセンター整備事業でできないか検討中である。歩行は日常生活における身体活動の基本であり、高梁地区における高齢者の歩行能力を中心とした身体機能を調査することは意義があると思われる。
コメント
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