河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

運動器リハビリテーション学会

2007-07-07 | 研究・講演
卒業生の天野君が下記発表を行った(はず・・・?)。
会場は軽井沢である。
私も行きたかった。

椅子からの立ち上がり運動によるCKCトレーニング
キーワード 閉運動連鎖・ハムストリング・表面筋電図
天野徹哉1),酒井孝文1),小池陽輔2)、平柳富美2)、近藤篤2)、山本武史2)、河村顕治(MD)2),
1)朝日リハビリテーション専門学校
2)吉備国際大学保健科学部理学療法学科
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ペーパーワークとの闘い

2007-07-07 | 大学
科研費が2つとJSTの研究費、文科省の教育高度化推進の助成金、オープンリサーチセンター補助金、企業からの奨学寄付金それに学内の研究費...これらが今年度私が執行しなければならない研究費だ。
当然のことながら鉛筆1本買うのでも学内ルールに従った書式の稟議書を書かなければならない。
さらに人を対象とした研究をするには倫理委員会に必要書類を提出して許可を受けなければならない。
また、被験者に謝金を出そうとするとこれにも稟議書が必要である。
出張すれば事前に書類を提出して事後に報告書がいる。
その結果、毎日毎日書類を書き続けることになる。

一生懸命外部資金を取ってきて頑張れば頑張るほど苦しくなる。
大学としてこれらの雑用を減らすように援助してくれればよいのだが、事務からはひっきりなしに問い合わせや書類の不備の指摘の連絡が来るばかりである。
しかたがないことと諦めているが、矛盾することを求められると毎日忙しいだけに切れてしまう。

昨日もそうだった。
補助金などを取ってくるには正確で詳細な予算立てが必要である。
そのためには主要な研究機器の業者見積もりを取り寄せる必要がある。
ところが大学の用度課は、各教員が見積もりを取ってはいけないという。
医療機器など1回見積もりを取るとその金額が固定してしまって、後から用度が価格交渉してもうまくいかないからだと説明されている。
さらにあろうことか、価格を調べて業者の指定をして購入稟議書を提出すると、業者との癒着が疑われると言う。
それならいったいどのようにして補助金の予算立てをしたらよいのか。
見積もりを取らずに具体的で説得力ある申請書が書けるのか?
こういった疑問には答えてくれない。
私学なのにまるでお役所である。

そんなこんなでつい声を荒げてしまった。
こういう事が続くと面倒になってもう外部資金を取るのをやめようかと思う。
しかし研究費がなくてはやりたいことが何もできない。
アンビバレント

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