岡山大学医学部講堂でスポーツ医科学研究会が行われた。
例年、岡大本学の自然科学研究棟で行われるのだが、今年はそこがあいにくふさがっていたために医学部に会場が移ったのだ。
今年の担当幹事はノートルダム清心女子大の菊永茂司先生で、研究会の前に行われた役員会で、来年は私が担当することが確認された。
9月は学生が夏休みで参加しにくいことから、来年は6月末か7月最初の土曜日で、同時期に開催される運動器リハ学会の開催日を避けると言うことに決まった。
担当幹事の一番の仕事は魅力ある特別講演を提供することである。
まだ、だいぶ日にちがあるのでゆっくり考えることにする。
今年は菊永先生の招待で、早稲田大学人間科学学術院、先端科学・健康医療融合研究機構の鈴木克彦先生が、以下の講演をしてくださった。
「運動による免疫変動と制御」
講演によれば、トップアスリートがマラソンやトライアスロンのような極限までの運動を行ったとき、インターロイキン6の血中濃度が極端に増加する(100倍も)のだそうだ。
インターロイキン6は筋の炎症制御に関わっていると思われていたのが、ホルモン様に遊離脂肪酸の動員等のエネルギー代謝に関わり、持久性のパフォーマンスに関与することが分かってきたのだそうだ。
その一方でインターロイキン6は免疫抑制や酸化ストレスを増大させるという事も分かっており、激運動を行うと風邪などの病気をしやすくなるのだそうだ。
一般的な健康作りのジョギングレベルではこのようなメカニズムは働かないので心配ないが、運動しすぎると病気になるというのは意外性がありおもしろい。
その後引き続いて行われた懇親会では、鈴木先生に各自が自己紹介する形で話が進んだ。
その中で、私が最近開発中の
「はくだけで痩せられる筋トレスパッツ」
の話をしたところ、おおいに盛り上がった。
岡大の千田先生が
「それはすばらしい商品かもしれんけど、開発した先生がデブデブじゃ誰も買わんよ。もっと走ってやせないと」
と言ってみんな大爆笑。
しかし、私は自分が運動嫌いだから努力しなくても運動効果の得られるものを作ろうとしているのだと反論し、やいのやいのと盛り上がった。
馬鹿話で盛り上がったとはいえ、話を聞いていた女性陣は意外と乗り気で、もし試作品ができたら是非回して欲しいとおっしゃる。
この研究を始めて気づいたのだが、下着メーカーのワコールが
「はくだけでおなかが引き締まるおなかウォーカー」
という商品を販売している。
話に参加した女医さんが実はこのおなかウォーカーのユーザーであることが判明した。
私が開発中の商品はおなかが引き締まるだけでなく、下肢全体に作用するはずなので大いに将来性があると思う。
例年、岡大本学の自然科学研究棟で行われるのだが、今年はそこがあいにくふさがっていたために医学部に会場が移ったのだ。
今年の担当幹事はノートルダム清心女子大の菊永茂司先生で、研究会の前に行われた役員会で、来年は私が担当することが確認された。
9月は学生が夏休みで参加しにくいことから、来年は6月末か7月最初の土曜日で、同時期に開催される運動器リハ学会の開催日を避けると言うことに決まった。
担当幹事の一番の仕事は魅力ある特別講演を提供することである。
まだ、だいぶ日にちがあるのでゆっくり考えることにする。
今年は菊永先生の招待で、早稲田大学人間科学学術院、先端科学・健康医療融合研究機構の鈴木克彦先生が、以下の講演をしてくださった。
「運動による免疫変動と制御」
講演によれば、トップアスリートがマラソンやトライアスロンのような極限までの運動を行ったとき、インターロイキン6の血中濃度が極端に増加する(100倍も)のだそうだ。
インターロイキン6は筋の炎症制御に関わっていると思われていたのが、ホルモン様に遊離脂肪酸の動員等のエネルギー代謝に関わり、持久性のパフォーマンスに関与することが分かってきたのだそうだ。
その一方でインターロイキン6は免疫抑制や酸化ストレスを増大させるという事も分かっており、激運動を行うと風邪などの病気をしやすくなるのだそうだ。
一般的な健康作りのジョギングレベルではこのようなメカニズムは働かないので心配ないが、運動しすぎると病気になるというのは意外性がありおもしろい。
その後引き続いて行われた懇親会では、鈴木先生に各自が自己紹介する形で話が進んだ。
その中で、私が最近開発中の
「はくだけで痩せられる筋トレスパッツ」
の話をしたところ、おおいに盛り上がった。
岡大の千田先生が
「それはすばらしい商品かもしれんけど、開発した先生がデブデブじゃ誰も買わんよ。もっと走ってやせないと」
と言ってみんな大爆笑。
しかし、私は自分が運動嫌いだから努力しなくても運動効果の得られるものを作ろうとしているのだと反論し、やいのやいのと盛り上がった。
馬鹿話で盛り上がったとはいえ、話を聞いていた女性陣は意外と乗り気で、もし試作品ができたら是非回して欲しいとおっしゃる。
この研究を始めて気づいたのだが、下着メーカーのワコールが
「はくだけでおなかが引き締まるおなかウォーカー」
という商品を販売している。
話に参加した女医さんが実はこのおなかウォーカーのユーザーであることが判明した。
私が開発中の商品はおなかが引き締まるだけでなく、下肢全体に作用するはずなので大いに将来性があると思う。