河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

3次元動作解析

2008-06-25 | 研究・講演
昨日は3次元動作解析システムの納入業者の方に大学まできていただき、最近調子の悪かったところを見ていただいた。
その結果、あっという間に不調は解消してしまった。
原因は、ソフトの操作上のミスで、誰かが押してはいけない設定ボタンを押してしまっていたことだった。

原因が分かってしまえば笑い話だが、先週末はひょっとしてハードの重大な故障かもしれないと思うと心配で仕方がなかった。
3次元動作解析システムは高価なシステムなので、故障したからといって簡単に修理費用を計上できるものではない。
最悪の場合、一部の機器の故障で、予算が確保できるまでシステム全体が使用不能という事態になってしまう。
今後はもう少し操作には気をつけるようにみんなに注意しなければならないだろう。

手間も時間もかかる動作解析だが、性能が上がってきているので、アイデア次第ではこれまで到底不可能だった実験も可能になる。しかしそれにはシステムのヘビーユーザーにならないと精密な計測は無理である。
一番ありがたいのはアイデアだけ出して、オペレーターが計測を行ってくれるというパターンだが、あいにく私の周りにはそのような便利なスタッフはいない。
それどころか毎年何も知らない学生に操作法を自ら指導しなければならない。
これは結構大変である。

高価なシステムがあるだけ幸運で不平を言ってはばちが当たるが、疲れてくるとついついこぼしたくなる。
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