腰痛を代表とする脊椎疾患については例え自らが手術をするわけでなくても、現在の最先端の治療戦略は知っておく必要がある。
どのような症状に手術が必要で、その手術はどこでやってもらえるかと言うことを知っていないと患者さんに適切にアドバイスができないからだ。
昨日のセミナーは講師の大部分が岡大整形外科の脊椎のスペシャリストだった。
後半は外部の著名な教授による特別講演であったが、これも最先端のすばらしい講演だった。
脊椎の手術はリスクが高く、講演を聴いているだけでもハラハラしてくるのだが、特に浜松医科大学整形外科学教室 教授 松山幸弘先生の脊髄髄内腫瘍の手術の動画は圧巻であった。そんな危険な手術を行うのに最近は32チャンネルのビデオと同期したモニタリングシステムを採用して、顕微鏡を見ながらひたすら丹念に腫瘍を摘出するのだそうだ。
岡大でもこのシステムを採用するようにと勧めておられたが、間違いなく数千万円すると思われた。
現在、吉備国でも古くなった筋電計を更新する準備を進めているが、ニコレーの一番安い4チャンネルの筋電計でも500万円するのだから、32チャンネルとなると桁が一つ違うと思う。
高知医療センターの時岡孝光先生の救急ヘリを活用した脊髄損傷の急性期治療の講演も興味深かった。
深夜に数時間にも及ぶ救急手術を行うこともしばしばだとか。
頸椎の危険な手術にナビゲーションシステムが役に立っているそうだ。
時岡先生は私の同期で、昔からよく知っているが、大変な生活をしているのだなと改めて感じた。
どのような症状に手術が必要で、その手術はどこでやってもらえるかと言うことを知っていないと患者さんに適切にアドバイスができないからだ。
昨日のセミナーは講師の大部分が岡大整形外科の脊椎のスペシャリストだった。
後半は外部の著名な教授による特別講演であったが、これも最先端のすばらしい講演だった。
脊椎の手術はリスクが高く、講演を聴いているだけでもハラハラしてくるのだが、特に浜松医科大学整形外科学教室 教授 松山幸弘先生の脊髄髄内腫瘍の手術の動画は圧巻であった。そんな危険な手術を行うのに最近は32チャンネルのビデオと同期したモニタリングシステムを採用して、顕微鏡を見ながらひたすら丹念に腫瘍を摘出するのだそうだ。
岡大でもこのシステムを採用するようにと勧めておられたが、間違いなく数千万円すると思われた。
現在、吉備国でも古くなった筋電計を更新する準備を進めているが、ニコレーの一番安い4チャンネルの筋電計でも500万円するのだから、32チャンネルとなると桁が一つ違うと思う。
高知医療センターの時岡孝光先生の救急ヘリを活用した脊髄損傷の急性期治療の講演も興味深かった。
深夜に数時間にも及ぶ救急手術を行うこともしばしばだとか。
頸椎の危険な手術にナビゲーションシステムが役に立っているそうだ。
時岡先生は私の同期で、昔からよく知っているが、大変な生活をしているのだなと改めて感じた。