新しいOSで心機一転仕事を始めようとしたが、やはりトラブルは起こった。
大方のソフトは何の問題も無く使うことができたが、一番高価でやっかいなMATLABでトラブルが発生した。
たまたま昨日以下のような案内が届いたのがけちの付き始めだった。
「MathWorks Release 2012b のダウンロードの準備が整いましたのでご連絡いたします。」
皮肉なことに年に1回しかないバージョンアップの案内が来たのである。
何も考えずに新しいバージョンがいいと思ってインストールを始めると、何と動かない。
ソフトが起動しないのである。
やられたと後悔したが後の祭りで、ネットで解決策を検索する羽目に陥ってしまった。
よく分からないが、Mountain Lionではそれ以前のOSでは標準でついている「X11 」というソフトが無いらしい。
それでXQuartzというソフトをダウンロードしてインストールする必要があるのだが、注意点が一つあるらしい。
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インストールが終わったら、ログオフして再度 Mac へのログインを促すメッセージが表示されます。
その場合、必ずデスクトップ スクリーン左上隅の Apple アイコンをクリックし、[Log Out <username>... ] を選択してログアウトします。
この作業は重要で、必ず行う必要があります。
この作業を行わない場合、MATLAB が起動時にクラッシュする場合があります。
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何のことかさっぱり分からないが、このおまじないをしないとMATLAB が起動時にクラッシュするらしい。
実際そうなった。
こんなことはネットを検索しないと分からないことなのでどうしようもなかった。
おまけにMATLABはactivationの作業が非常に厳格で、USER ID の登録がパソコンのユーザー名と一致していないとうまくインストールできても起動しないことになっている。
ソフト自体がものすごく面倒なのに、使う前のインストール作業で挫折しそうだ。