河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

青色発光ダイオード(LED)にノーベル物理学賞

2014-10-08 | 研究・講演
赤崎勇、天野浩、中村修二の3教授にノーベル物理学賞という報道を聴き、素直に嬉しく感じた。

特に中村修二氏の著書は2冊ほど読んだことがあり、その個性の強さに関心を寄せていた。

私は新しい物が好きなので、数年前にまだ高かったLEDライトを大量に購入して自宅の照明装置に取り付けたことがある。
ところが廊下の天井ライトをLEDライトにすべて交換したら、消したはずのライトが勝手に時々チカリチカリと点滅するというオカルト現象が起こり、びっくりした。

ネットで調べてみるとこれは電球の抵抗値の違いが引き起こす現象のようであり、LEDライトは熱を持つと言うこともあり、半密封の天井灯には使ってはいけないと言うことが分かった。

今回の受賞を受けての中村教授のコメントを読むと、『いまのLEDは電気を光に変換する効率は50%くらいで残りは熱になる。100%にしてロスをなくすことを目指している』とのことなので、まだまだ研究の余地はあるのだろう。

いずれにしてもSONYをはじめ、日本を代表する電気産業は現在低迷を続けており、このノーベル物理学賞受賞を機に、また力強く復活して欲しいと願っている。
コメント
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