河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

山形・・・そして日本義肢装具学会(岡山)

2014-10-19 | 研究・講演
昨日、山形県臨床整形外科医会教育研修会での講演のために山形へ行った。
岡山空港から羽田乗り継ぎで「おいしい庄内空港」についた。
ふざけているわけではなくて山形の空港の愛称は「おいしい庄内空港」で、ANAの機内誌にもそう掲載されていた。

何がおいしいのかと思うが、お米をはじめ食べ物はみんなおいしいらしい。

飛行機の都合で昼過ぎには会場のホテルに入り、夕方の講演まで時間があったので近くの鶴岡公園へ行って来た。


鶴岡公園にはお堀があり、もともとは庄内藩主酒井氏の居城『鶴ヶ丘城』があったところらしい。
樹齢数百年の老杉がいにしえの風格を伝える。
『日本桜名所100選』にも選ばれているとのことだが、季節外れで残念。

山形と言っても、今回は山形ではなくて鶴岡である。

懇親会でいろいろと土地の事情を聞かせて頂いたが、山形は日本海沿岸地域の荘内(庄内)と山形県の中部東にある山形市の2つの地域に分かれているらしい。
山形県臨床整形外科医会教育研修会もその2つの地域で持ち回りで行われているとのことで、今回は荘内(庄内)の鶴岡市で開催されたと言うことであった。

空港から鶴岡駅近くのホテルに向かうタクシーからは広大な庄内平野の田んぼが見渡せた。
日本を代表する米所である。

講演は以下の通り。
例によっていろいろな話題を提供したが、一番受けたのはやっぱり『入浴エクササイズ』であった。


今日は朝5時起きで山形から羽田経由で岡山に帰り、岡山コンベンションセンターで行われている第30回日本義肢装具学会学術大会に参加した。

実は山形県臨床整形外科医会教育研修会での講演とかぶってしまったのだが、今回は岡山開催とのことで実行委員を引き受けていたのである。
午後の最後の『動作解析』のセッションで座長を務めさせて頂き、何とか面目を果たしたという次第である。



山形県臨床整形外科医会教育研修会
講演  Closed Kinetic Chainと二関節筋のメカニズム
吉備国際大学 保健科学研究科 河村顕治

Closed Kinetic Chain ( CKC )では大腿四頭筋とハムストリングの共同収縮によって膝関節が安定することが注目されているが、二関節筋が抑制されることや、ハムストリングが膝伸展に作用すること等はあまり知られていない。本講演ではCKCと二関節筋のメカニズムを詳しく解説するとともに、CKCの特性を利用した変形性膝関節症の運動療法やスポーツトレーニングへの応用法について論じたい。
コメント
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