河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

科研費審査システム改革2018

2017-08-02 | 大学
昨日川崎医大で行われた「科研費改革説明会」は参加してよかった。
これまでにない大がかりな科研費制度の改革が行われることがよく理解できた。

講演をしてくださった 永原 裕子 先生 は官僚ではなくて、現役の研究者であった。しかも超一流の研究者である。
今回の改革は研究者主導で行われるものであり、その背景にはしっかりしたフィロソフィーがあることが講演を聴いてよく理解できた。

今年9月から募集が始まる平成30年度科研費では、従来よりも広い審査区分が導入され、応募者はこれまでより広い審査区分に対応した研究計画書を書くことが求められる。
これは新たな学問領域を創造し、国際的競争力をつけるための国家戦略である。

新しい研究計画調書の様式は9月1日にホームページに公表されるとのことだが、これまでとはずいぶん異なったものになる見込みだ。

例えば、研究業績は過去5年間に限らないことになる。
これまでの研究活動の記述は、研究活動を中断していた期間がある場合はその説明などを含めてもかまわない。

これまでは過去5年間に研究業績がないと採択は絶望的だったが、合理的な理由があれば何らかの理由で研究からいったん退いていた人でも採択の可能性があると言うことである。

そのかわり研究計画調書には研究の目的、意義、独自性、創造性などの明確な主張が求められることになる。

これから日本の科研費は新たな枠組みの中で激しい獲得競争が始まるわけだ。
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