河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

高梁ロータリークラブで加戸由佳選手が卓話

2021-10-20 | 大学
本日の高梁ロータリークラブ例会で吉備国際大学Charme岡山高梁の加戸由佳選手が特別ゲストとして卓話をしてくれた。

加戸 由佳(かど ゆうか)選手は、岡山県倉敷市出身で、岡山湯郷Belle時代の2013年には日本女子代表に選出されている。

今年春から吉備国際大学Charme岡山高梁に所属となった。


先日、神原スポーツ公園で行われた2021プレナスなでしこリーグの試合にマッチドクターとして参加した時に、早めに控え室についたら、数人の選手がウォーミングアップのトレーニングをしているのを見かけた。

その内のひとりがセラバンドを用いて膝のすぐ下の部分を押さえて膝伸展の運動をしていたので話しかけた。

「それは前十字靱帯損傷のトレーニングのやり方だけどけがしたの?」

「はい、以前前十字靱帯を切って手術を受けています。」

手術を受けたのが岡大(現在は川崎医科大学総合医療センター教授)の阿部先生だと聞いて私はちょっと驚いた。

阿部先生は私の後輩だけど、シャルムの選手はたいてい岡大以外のところで手術を受ける選手が多かったためだ。


今日の卓話を聞いていて、先日のあの選手が加戸由佳選手だったのかと思った。

加戸由佳選手は岡山湯郷Belle時代に膝の手術を受けているし、岡大整形外科のグループが岡山湯郷Belleのチームドクターをしていたからだ。

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古い研究資産を活用する

2021-10-20 | 大学
この2週間ほど、ゼミ生と一緒に保健福祉研究所の整理整頓を行っている。

20年くらい前に、私が吉備国際大学に来てから開発した様々なリハ機器を久しぶりに動かしてみて、これを活用しない手はないなと思い始めた。

きっかけは見苦しくないように整理整頓を始めたのだが、これまで置いてあるだけで活用していなかった研究資産を活用することを考え始めた。

ただ、再び使うというだけでなく、最近始めた新しい研究に、古い機器を組み合わせて使うと結構おもしろい研究ができるのではないかと考え始めたのである。

幸いなことに、今年から新たな科研費ももらっているので、この研究に昔開発してそのまま置いてあった研究機器を組み合わせると言うことができる。

パソコンとソフトを現在の最新バージョンにアップグレードすれば、20年前の器械も最新システムに生まれ変わるというわけだ。

私が20年前に開発した Isokinetic CKC 評価訓練器は、いまでも本学だけにしか存在しないオンリーワンの機器である。

これを再び生き返らせる。

考えているとわくわくしてきて、いやな整理整頓も楽しくなってきた。
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