河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

仁川国際空港にて

2016-11-27 | 旅行記
モスクワを飛び立って、うとうとと寝ていたらすぐに仁川国際空港に着いた。
今回も2列並びのシートで隣は乗客がおらず、2席分を使えて快適だった。
冬のモスクワ旅行はこういったメリットもあるのだと言うことに気付かされた。

今回のモスクワ出張を振り返って、なにひとつトラブルもなく(実は1つトラブルがあったのだが、ちょっと書けない)、有意義な出張になったと思う。

おそらく、今回の出張がなければロシアには生涯一度も行くことがなかったと思うし、ずっとソ連のイメージでロシアを見続けていたと思う。

モスクワの市民は意外に開けており、自由に生活を楽しんでいるように見えた。

リアナ先生とタクシーに乗ったとき、運転手とリアナさんがマシンガントークを始め、何を言っているのか全く分からず取り残されていたのだが、後で聞くと運転手が新しいモスクワ市長のことを盛んに批判していたのだという。

どういうことかというと、プーチン大統領が最近シベリアから新しい市長をモスクワへ連れてきたのだが、新市長は新しく自分の方針でいろいろなことを始めた。
その1つが道路の改修工事で、以前は部分的に順番に工事をしていたのが、モスクワ中で一斉に改修工事を始めたのだそうだ。
そうすると、車が多すぎてただでさえ渋滞するモスクワが、工事中は道路を閉鎖するものだから全く機能しなくなってしまったのだとか。
タクシーの運転手はこの新しい市長の状況判断の甘さを盛んに批判していたのだという。

短い滞在の中でも、こと政治に関してはいろいろ問題がああることは分かった。

しかし、少なくともモスクワに関しては高級車があふれ、ブランドショップが到る所にあり、巨大なショッピングモールがあり、豊かな生活を楽しんでいるように見えた。

今回の出張目的であった研究所にしても、日本であれだけの設備を持つ研究所で、しかも診療も行っているというところは見たことがない。

考えてみればロシアは日本海をはさんだ隣国だし、もっともっとお互いに交流すべきと思った。

安倍首相とプーチン大統領の会談が良い結果を生むことを希望している。
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