8月15日、62年前に、戦争が終わった日です。
あの戦争は何だったのか、
男鹿の実家のお墓には、兄の父の名前が刻まれていて、フィリピンのレイテ島にて戦死 27歳とありました。その人がもし生きていたら、母の人生は大きく変わっていたでしょうし、私はこの世には存在していなかったかもしれません。
その母は、子どもを抱えて暮らしていけず、わたしの父と結婚しました。そのために、戦没者の遺族という立場でも、正当な遺族にはなれなかったのです。遺族・・・。苦労はしても 国が補償した人とそうでない人がいますね。「わたしのせいで」・・そんな思いがいつも心にあったことを、きょうも改めて思い知る、8月15日は私にとって、そういう日です。