きのうは午後から「秋田・女性議員を増やす会」の総会でした。
設立から5年を経て、今回の選挙で結果を出せなかったことなどから、会の存続について役員会でも話し合われていて、きのう、その結果を出す日となっていました。
そして
ここ数年、女性の社会進出はかなり進んできましたので、ことさら”女性”を前面にださなくても・・ということもあって、会の目的をすこし深めた意味合いで、名称は
「がりっと平等・秋田」 ということにして、もっと会員の増強をはかり活動していくこととなりました。ジェンダーの視点で平等を進めてていくことを明記し、政治の場や職場、家庭とあらゆるところでの平等・・を考えていきたい。平等というのは、人の尊厳を大事にして、差別をしないということです。
ジェンダーということばは、「ジェンダー・フリー」が、一部の人たちによって意図的に歪曲化され、誤解されてしまったために、なかなか本当の意味が理解されないできましたが、ジェンダー論、ジェンダーの視点、ジェンダーバイアス(偏向)など男女平等を語るときにははずせない概念です。
ジェンダーとは、生物学的性差もふくめ、自分が男性である、女性であるという自己認識や、性役割という規範のことをいいます。
私は自分を女性であると認識していますが、小さい頃からチャンバラはするし木登りはするしで女らしさとは無縁でした。しかし、一方では女らしくしなければ幸せにはなれないと思っていたふしがあって、これが私の生き難さをつくっていました。(今思えばバカだなあと思えるけれど)
わたしもジェンダーに囚われまくりで、未だに、自分の中にある性別役割を感じて、苦笑もしますが、それでも気がつくことによって、訳のわからない生き難さは少なくなって楽になりました。
男性の自殺が多いのも、「男は弱音をはくな」「男は大黒柱」とばかりに過労死や孤独に追い込んでいる・・・。これもジェンダーにとらわれているからですね。
性別にかかわりなく、多様な個性を活かして生きていける社会をめざして、そんな意識の議員をふやすためにも、政治に関心をもってもらえる活動を 「がりっと平等・秋田」 はすすめていこうとしています。
わぁ~い、よかった、よかった!!!