二日続けて並べる相手があるということは、実にありがたいというか、やる気が倍増します。
今日の相手はQ師匠。
彼とシングルで並べのはおそらく7月末か8月初旬以来じゃないだろうか。
前回は2年近いブランクから復活したばかりの師匠を相手に大差で負けた。
今回も乗艇は久々と言っておきながら、コンスタントにエルゴやウェイトをしてる様子なので、おそらく勝ち目はないだろうけど、粘りのロウイングを見せたいところ。
普段彼のシングルを借りて練習しているので、今回僕は○本選手のサイクス(ニュージーランド製)を拝借することにしました。
ささっと準備して6時15分頃にけり出し。
今朝も満潮で、緩い下げ潮と東風。
昨日とほぼ同じコンディションでございます。
今回初めて乗ったサイクスですが、トップ側に大きな補修を施している関係で、前後の重量が全く違いますが、ちょうどトップ側のウェイトを積んでいるような感じといえばわかってもらえるでしょうか…。
蹴り出して靴を履いてみたところ日本人には向かない形状で、僕にはつま先や足の甲がとっても窮屈。しかも、ハイトがずいぶん低いので、ドライブで力をかけやすいが、リカバリーでスクエアにしにくい。
しかも、ストロークコーチが動かないぞ。
これは痛いな~、ポラールの心拍計のストップウォッチを見ながら普段の感覚を頼るしかない。(まあさほど問題なし)
仕方がないのでそのまま行くことにした。
今日のメニューは昨日と同じで河口→高圧往復と河口→河西橋往復。
というわけでスタート。
ハイトが低いのでファイナルで引っかかって苦しいロウイング。
そしてジワリジワリと差をつけられていく苦しい展開。
各ポイントでの区間タイムとしては昨日と遜色ないが、距離が延びてくると、ファイナルでの引っかかりが少しずつ響いてきて上りゴールは昨日より16秒遅い24分32秒。
Qとの差は30秒くらい。
Qは腰の調子がおもわしくないようだ。ただ、その状況でも勝てない自分はいったいどないやねん?という感じ…。
そして下りスタート。
出だしでポンと抜け出したがすぐに追いつかれてしまった。
でも最初に通過した紀の国大橋の通過タイムは昨日より5秒くらい速い。
でもこの時点で5ストローク近い差をつけられている。
下りゴールの河口まではここから13分強かかるが、これ以上差を付けられるわけにはいかないのでSRを24近くに上げて追撃開始。
Qの航行跡があるので、そんなに差は広がっていないみたい。
北島橋が近づいたあたりで振り返ると、Qは橋脚を回避するために失速したよにみえたので、諦めずに粘った。
ただ、昨日同様に、レンジが短いのがとても気になる。
おまけにバランスも悪いし泡噛むし、我慢のロウイングが続く…。
救いは体がSR24に耐え続けているところかな。
でも、紀ノ川大橋をくぐってラスト2分余りのところでガス欠ぎみ。
SRを22くらいに落して大きく強く漕ぐ作戦に切り替えてゴール。
やはりQには30秒ほど届かなかったが、タイムは昨日より良く、19分22秒。
結局今日はこれでおしまい。
普段より高いSRで10分以上動き続けられたということは収穫だった。あとは、そのSRで大きく動けるようにならなければ。