午後、息子の工房に行き、薪ストーブの薪割りをした。この冬にかなり薪を消費したので、ストックヤードはかなり寂しい状態になっていた。
まずPLOW社製の電動モーター式薪割り機で玉切りした薪を割り始める。節のある薪でも難なく割れて作業性は高い。手に負えないほどの太い薪は外側をはつる感じで削いでいくとなんとかなる。斧で割るのとちがって薪割り機を使うとどんどん薪ができるけど単調すぎる。それに、スローライフで安易に電気の力を借りてしまったという後ろめたさもある。
ぜいたくは言えないけど、log splitterよりもaxeの方が楽しい。振り上げた斧でうまく薪が割れた時の快感がたまらないが、残念ながら薪割り機ではまるで快感が湧かない。移動手段として退屈な車で行くか躍動感のあるバイクでいくかの違いのようなものだ。悩ましい。
玉切りの山が少しだけ減った。作業性をとるか快感をとるかの選択にこれからも悩まされそうだ。
薪割りを終えてハンバーグの夕食をご馳走になってから工房を後にした。