アウトドア月刊誌のBE-PALをパラパラとめくって拾い読みする。4月号の表紙には「極楽キャンプ場」の文字が踊っている。キャンプの季節が近づいているというメッセージだ。
PE-PALを長年、定期購読しているけど、ハッとするような気付きを与えてくれる記事との出会いがたまにあるのがこの雑誌の一番の魅力だ。また到底行けない旅や体験できそうもない冒険を紙面で疑似体験させてもらっている。今号の辻信一氏のコラム「本物を生きている者たち」ではダムネーションが取り上げられている。ダムを壊して自然の生態系を取り戻す米国発信の活動だ。
観たいと思っていた映画「ダムネーション」はまだ観れていない。いつか観たいと思う。
コラムの末尾に掲げてあるアウトドア・アクティビスト、故デヴィッド・ブラウアーの詩を読む。
川の音楽に耳を傾けなさい
あなたの目で川を見て
あなたの手で川に触れ
そして ふたたび
人間になってください
「川」はもっと広く、「自然」と置き換えてもいいかなあと思い、もう一度、詩を口ずさんだ。