難しさへのチャレンジ

　今日も“文化財保護”のことについて。
　
　中国・四川省で１６世紀に建てられたアジアで一番高い木造仏塔が火事に遭ったニュースがあっていました。地震で壊れていたのを修復中だったそうです。木造なので火事となるとどうしようもないです。灰になってしまえば修復も何もできないです。
　これまで木造建築物が多い日本でも多くの文化財を焼失してきたはずです。太平洋戦争が一番の被害だったかもしれません。“火の用心“をしながら守ってきた(文化財も含めた)財産です。火事が多くなるシーズンです、火にだけは注意したいものです。｢地震、雷、火事、ヒト｣です。

　いま、文化財指定に向けた準備(資料作成)をしているところです。今年度中に新たなる村指定を！と資料作成しています。ところがよく分かっていないことが多くて資料作成も難儀しています。今日の写真の仏さまもまだ‘未指定’です。今回の指定候補の仏さまです。この仏像は作られた年代がハッキリしているので資料が作りやすい方です。５００年以上前に作られたものです、大切に繋いでいきたい仏像です。その一歩目が‘指定’です。

　山田城をどうにか調べようと思っています。夏は草が生い茂っているので冬場が適期です。鹿児島のshinto先生から参考になる資料を送ってもらいました。いろんな人と知り合うといいヒントがもらえます。ヒントをもらって‘実行’することが、私に課題になりました。

　今日の天気()