7月の水害でヘリコプターで避難されたとき、重量制限のためか、1人1個の荷物だけ、犬、猫の動物同伴はダメだったという話を聞きました。そのあとの大型台風襲来のとき、ペット同伴可の避難所開設のニュースを見ました。犬、猫を飼うことは賛否両論あるようです。動物を飼うと言っても、犬、猫のほかに、ヘビなどの爬虫類を飼っている人もおられるようです、こちらは断ぜん少数派でしょうから避難所に同伴したら拒絶されるでしょう。いまやペットブームで、ペットの葬儀屋さんはあるし、ホームセンターではペット用品はたくさん陳列されています。
いま、明治初めころの各村の記録(明細記)を読んでいます。当時の村の様子(地勢)がわかります。山田村明細記をみると、「竃数 五百十四軒」とあります、「竃かまど」とはよく表現したものです。今の世帯数のことです。人口も(2583人)とあります。男1317人、女1258人、その他(社人等8人)です。その次に「牛馬七百五十四疋」「内 牛四百十四匹、馬三百四十疋」と書かれてあるのです。「犬〇匹、猫〇匹」ではないのです。150年ほど前は、人の次は家畜(牛馬)なのです。
時がたてば、です。いま、各市町村の明細記を作るとすれば、人の次に犬猫は何匹ではないでしょうか。ひょっとすると、次の国勢調査では‘犬猫調査’もあるやもしれません。
ペットブームは、人の生活が豊かになったことの表われです。ひょっとすると人間の奢りかも。犬猫を飼うことで癒されるのかもしれませんが、やはり人間の奢りのような気がしてならないのですが。こういっている私はペット嫌いな方です。ましてや家の中に犬がいること自体がおかしいと思っています。
昭和時代やまだ発展途上といわれる国では考えられないことなのです。それがペット同伴でないと!などという国は何かおかしいと思うのです。地球の何処かでは食べるものがなくて痩せおとったり死んでいく子供たちがいるのに、日本の犬猫は糖尿病になって・・・やっぱり何かおかしいと思うのです。
すっかりと秋らしくなりました。富士山では初冠雪だったとか・・私の嫌いな寒い冬がやってきます。猫はコタツで丸くなる季節がやってきます。
今日の天気()
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます