ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

レ・プティ・リアン(Mozart)

2010年10月20日 05時30分00秒 | 音楽
 レプティリアンと言うと、他のものを指すのだそうですが、ここでは、モーツァルトのバレエ組曲のタイトルで、タイトルの意味は分かりませんが、短い、可愛らしい曲が集まったものです。堅苦しさが無いので、くつろぐ時に聞いたり、BGMとして流すのにも向いています。

 組曲中の「パントマイム」という曲は、その昔、文化放送の「東急ゴールデンコンサート」のテーマ音楽として使われました。弦楽で演奏され、聞けば、ああこの曲かと思う方も多いと思います。

 もう一つ、「ラルゲット」は、オーボエがメロディーを奏でる美しい曲です。オーケストラは弦のピチカートとホルンなので、ピアノ伴奏に直すことが出来そうですから、オーボエの初心者に向きそうな気がします。

 レコード時代も、CDになっても、あまり売れないせいか、探してもなかなか見当たりませんが、上の2曲あたりはオムニバスCDに取り上げられていることもありそうです。

 ご参考までに、私が持っているのは、レコードはヨーゼフ・カイルベルト指揮のバンベルク交響楽団の演奏、CDの方はカール・ミュンヒンガー指揮のシュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏です。後者の録音はかなり古く、音はレコードのカイルベルトの方がマシです。


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水上の音楽

2010年10月19日 05時30分00秒 | 音楽
 ヘンデルが国王の舟遊びの際に準備したと言われる管弦楽組曲で、おおらかさに満ちた音楽を聞くことができます。

 多数の曲から構成されていたようですが、長いために、以前はハミルトン・ハーティという指揮者が編集および編曲したハーティ版が使われていました。終曲のアレグロ・デチーソなんかは華やかで、私の好きな曲の一つであり、オルゴールでも持っているくらいです。

 バロックの原典版による演奏が行なわれる傾向が強まってからは、曲数の多いクリザンダー版も使われています。この中に、ピッコロとオーケストラで演奏される曲が2曲あり、ピッコロによく合っています。ピッコロ向きの曲を探している方にはよさそうです。元来はリコーダーで演奏したのでしょうか。

 バロック音楽をオーケストラで演奏する際には、人数の少ない小人数の編成の方が本来の姿なのでしょうが、現在は人数の多いオーケストラで演奏することも多いので、作曲者の意図した響きとは違っているかも知れません。

 ヘンデルはドイツ出身ですが、この頃、既にイギリスで暮らしており、そのせいかイギリスの指揮者やオーケストラがヘンデルの作品を得意としていると言われます。

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再び中国離れのすすめ

2010年10月18日 06時30分14秒 | その他
 またしても、中国で反日デモが行なわれています。政府が学生を扇動して、一方で取り締まるマッチポンプの典型ですね。デモが世論であるかのように演出しておいて、日本への圧力をかける根拠にするのが目的です。

 尖閣諸島に関する歴史的経緯を、中国国民に連日、詳しく伝えるような方策も考えるべきです。私の親の年代なら、尖閣諸島に「犬と中国人入るべからず」と言う、戦前の軽蔑的な言い回しの看板でも立てたらと言うかも知れません。

 ところで、中国を困らせる最大の方策は、日本における中国製品の不買運動です。

 既に、冷凍食品やウナギでは実質上行なわれています。これは先方の不手際が最大の原因ですが、日本人の衛生や安全に関する意識の高さにもよるものです。

 衣料関係では特に中国製品があふれています。元々は日本製品が売られていたのを、価格破壊の名目で、中国製品を輸入して販売する企業が多いからで、○○クロのような一地方企業が大企業に成長した例もありますよね。

 しかし、こういった企業は、国内で衣料を製造していた企業を疲弊させ、失業を招く原因を作っています。氷河期と言われる日本の大学生や高校生の就職活動を妨げているのも、このような企業の存在が遠因とも言えます。

 自動車や電気製品は自国製品を買うのに、衣料品は中国製を買うことが当たり前になっているようですが、この際、国内産業の保護を民間主導で考えたらいかがでしょう。政府はあてにならないし。

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小沢さん

2010年10月18日 05時47分32秒 | その他
 このところ、ストレスがたまるのは、中国かこの人の話題です。

 検察審査会の議決の取り消しの行政訴訟を提起したそうで、同時に、強制起訴の際の検察官となる弁護士を東京地裁が選任しないように仮差し止めや執行停止も申し立てたそうです。

 行政訴訟はお役所が行なった行政処分に不満がある場合に行なうものですが、裁判で争うことが出来る場合には、行政訴訟はなじまないのが一般的ですから、訴えに出ること自体が不思議です。指定弁護士の選任に関しても門前払いになるのではないでしょうか。

 小沢さんの弁護士もその辺の事は百も承知の筈です。一般的に言って、弁護士は勝算が無くても訴訟を引き受けますから、依頼する側もよくよく気を付ける必要があります。勝っても負けても弁護士は報酬を貰えます。同一視するのは不適当かも知れませんが、証券会社が株の値上がり、値下がりにかかわらず売買手数料を貰えるのと同じような気がしますね。

 小沢さんが法律にあまり詳しくないせいか、それとも単なる時間稼ぎを狙ったのでしょうか。

 一方、小沢さんに対する民主党の態度も煮え切らないところがあります。党のイメージダウンは確実に低下傾向にあるのに、小沢支持者の勢力が表面上維持されているからですが、このままでは、国民が民主党から離れて行くでしょう。

 小沢さんも居座るのをやめて、議員辞職し再選を図る方が、多少は自身のイメージアップにもなると思います。それより引退するのがベター、さらに集めたお金も寄付すればベストです。

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ロマンスト ト長調、ヘ長調

2010年10月17日 05時00分00秒 | 音楽
 ベートーヴェンの二つのロマンスは、ソロヴァイオリンと管弦楽のための曲なので、その後に作られたヴァイオリン協奏曲の習作と言われているそうです。

 ト長調の方は、ソロヴァイオリンに低音の重音部分があるのが特徴で、全体としては渋い感じに仕上がっています。重音部分の作曲はヴァイオリンの経験が必要そうですから、ヴァイオリニストの助言を得て作ったのでしょうか、それとも、ベートーヴェンはヴァイオリンをかなり弾けたのでしょうか。モーツァルトは父親に習ったようですけれど。

 ヘ長調の方は、ソロヴァイオリンが高音で演奏され、華やかな曲想を持っています。途中で、ソロヴァイオリンが最低音のソから上第4間のファまで飛躍するところがあります。この最低音のソを1オクターブ上げれば、フルートでも演奏が可能で、加藤克郎氏の「フルート名曲26選」にも載っています。一番最後の本来ならソロヴァイオリンが終わった後に、オーケストラのフルートの旋律の3つの音符を転用して、ソロの旋律に足している点がオリジナルとの相違です。

 私はヴァイオリンでしきりに試みていますが、ト長調の方は重音をクリアしなければなりません。何とかこれらの曲くらいは弾けるようになりたいものです。また、上下式の単音ハーモニカでヘ長調の方を試みたことがあります。結構、吹けるものです。単音ハーモニカにはスライド式のものもあるのですが、私には上下式の方が合うようです。

 レコードではダヴィッド・オイストラッフのものを持っていて、同じ演奏のCDを買おうとしたら、息子のイ―ゴリの物しか見当たらず、ようやくダヴィッドのものをさがし当てました。この親子のバッハの演奏のCDを持っていますが、息子さんはイマイチです。

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