日本ハム10連勝!大谷「1番・投手」で先頭打者弾&8回無失点8勝
まさに大谷翔平劇場の幕開けでした。
リアル二刀流がバッチリと当たったのは、今季初の大舞台でのまさに「一人舞台」
とはこのことでした。
先発のメンバー表を見て一番・投手・大谷にも驚きましたが、その大谷がSB先発
の中田投手が投げたスライダーを初球HRには、驚きを通り越し唖然としました。
この一打は、日ハムファンのみならず、SBファンの度肝を抜く先制パンチとなり
2連敗中の工藤監督も胸中では「まさか!!」と唇をかんだことでしょう。
まさに衝撃的な大谷投手の第10号HRでした。
この一戦に背水の陣をひく思いで挑んだ栗山監督の采配には、サプライズの戦略で
あっても、リアル二刀流の大谷投手にとっては理想的な打線だったと言えます。
いったいこの奇策を誰がアドバイスをしたかは分かりませんが、結果は大谷投手が
8回を零封し勝利をしたのですから、今回の3連戦での投手起用は大当たりだった
と言えます。
これで首位SBとは6.5ゲーム差に縮まったわけですが、正念場は5日からの楽天と
の2連戦です。
ここで連勝がストップするようなら、SBとの差は広がることになり、優勝への夢
も遠退きます。大谷、有原の絶対的Wエースはいても、前日のブログで書いたよう
に他の投手陣は不安定な内容でここまで来ていますから、投手陣よりも打撃で楽天
をねじ伏せ連勝を伸ばすしかありません。
2007の14連勝は、スタート時点での躓きから6.5差を跳ね返し、優勝へ続いたわけ
ですから、今回も球団新記録の15連勝をしたなら、SB打線も下降気味なだけに、
奇跡の大逆転があるかも知れません。
そのために絶対的に必要なのは、しばらく眠り続けていたライオン(中田翔)の
目覚めです。
専門的なことは分りませんが、ある解説者によると「構えた時点でのグリップ位
置が低いから、アッパーになり凡フライが多くなる」と言っていました。
いかにお山の大将であっても、中田翔は素直に聞く耳をもって先輩のいうアドバイ
スを参考にすべきではないでしょうか。
稲葉氏または元中日の立浪氏に聞くことです。