結果的には相手エースの岸投手を早い回に打ち込んで、攻略成功をしてしまった
栗山監督だが、男が男に好き発言はイエロー・カードでしょう
ましてや栗山監督は御年55歳の独身男なのですから、きっと岸投手本人ではな
く、北海道出身のお嫁さんが「ドキッ」としたのでは
栗山監督の真意は計り兼ねますが。
この日の殊勲者は、2回に走者を一・二塁に置いてレフトに二塁打を打った大野
ではないかと思います。
好投をしていた岸からライト前に安打を放ち、焦りを誘った大谷翔平選手もご立派
でしたが、2死ながらインコースストレートを見事に引っ張り先制点をあげた大野
選手にはでしょう。
この試合はメンディが、前試合とは違いノラリクラリのピリッとしない投球ながら
守備陣が見事守り切ったことも勝因でしたが、見ていてハラハラドキドキの試合は
心臓には良くありません。
併殺プレーが4度もあったのは、守備の良さと言うよりも西武打線の拙攻に助け
られた試合でしたが、良く言うならこれがメンディの投球法なのかも知れません。
ピンチを背負いながら結局は6回1失点と試合を作り、終わってみたなら敵地で
4-0の7勝目ですから、ファンとしては不満はあっても「よく投げた」と言う
しかないでしょう。
この試合には大谷翔平の猛打賞となによりも久々に賢介に2安打が出たことが
明るい話題です。特に賢介は前のオリックス戦では絶不調でしたから、何よりも
一本の安打はトンネル脱出の一打となったはずです。
最後にレアードの26号HRは、明日からの彼の打席に期待が持てる一打でした。
「久々のホームランすぎて、この感触を忘れてたよ。家族があさってアメリカに
帰るから、それまでに打ててよかったよ」
レアードには「家族が帰っても打って欲しいです」と伝えたい
明日の投手は吉川ですが、あまり期待をしないでいた方が良いかも知れませんね。
期待を裏切る好投を久しぶりに見てみたい・・・とも思いますが。
◆明治安田生命J2リーグ第25節 札幌5―0岐阜(25日・札幌ドーム)
J2北海道コンサドーレ札幌は、札幌ドームにラモス瑠偉監督が解任となった
岐阜を迎えて5-0の大量得点で首位を守りました。
この試合、チーム得点王の都倉賢にゴールは生まれなかったものの、前節負傷
で欠場をしたヘイスに代わりスタメン出場をした、MFジュリーニョ(29)が
前半2得点の大活躍をし、FW内村もそれに続き3-0で前半を終えました。
今季のコンサはDFが非常に安定をしていて、新加入の増川の高さと正確な
キックでチャンスメイクを何度もしている福森、そして怪我で今季は絶望か
と言われる新藤に代わり、鳥栖から移籍をしてきた菊地などが堅守をみせて
前節が終わった時点では15失点と攻守にわたり結果を出しています。
後半に入ってからは、攻撃陣も一休みの感があり、一進一退のお互いがゼロ
行進が続きますが、後半27分にMF小野伸二が都倉に代わりホーム初出場を
すると、流れは完全にコンサに戻りジュリーニョがハットトリックの追加点
を決め、内村も2得点の圧勝で終わることになりました。
これでJ2首位を堅持し2位松本山雅とは勝ち点で3差としましたが、ここに
来て気がかりなのは負傷者の多いことです。
小野伸二は二カ月ぶりに復帰をしましたが、これまで活躍をしていたヘイス、
上原、新藤、宮沢、稲本などが抜けることになっているので、これ以上の主力
選手が負傷をすると後半戦は非常に厳しくなるでしょう。
2016年は北海道のスポーツ界はエポックとなる予感がします。コンサと日ハム
が同時優勝の年になれば、北海道も大いに元気を取り戻すことが出来ます。
頑張れ!コンサ&日ハムとエールを送ります。