オールスター明けの札幌ドーム球場では、パリーグ4位の楽天を迎えて、メンディ
の7回無失点ピッチングと1回裏の西川、賢介、陽岱鋼の3連続安打での速攻で、
楽天エースの則本を攻めたてて、あっという間の先取点を取り、中田翔は倒れるも
のの、6番指名打者にすわった大谷翔平がライト前に跳ね返し、2-0としたのは
まだ15連勝の好調さを保っていると言えるでしょう。
続く2回裏には、初回失点でショックの冷めやらない則本から、先頭打者の中島卓
也がヒットで出ると、盗塁と相手捕手足立の悪送球でらくらく3塁に達し、ここで
西川は倒れるものの、次打者賢介が打った打球は投手強襲のヒットとなって、早々
に3-0としたのでした。
〈初回陽がセンターオーバーの2塁打で西川を返す先取点を〉
〈初回 大谷翔平はライト前ヒットで追加点〉
そのあと則本投手はエースの風格を取り戻し、無失点の好投を見せますが、それに
増して日ハムのメンディは、7回を投げて8三振の零封という絶好調さをマウンド
で見せつけたのでした。
日ハムのWエースと高梨に続くメンディと吉川には、不安を感じていた私ですが、
今日のような投球を今後もすることが出来たなら、SBの尻尾を捕まえるのも、不
可能ではないでしょう。
この日勝利したことで日ハムは今季最多の19として、SBが負けたことからゲーム
差は首位SBとは5差に縮まりました。
優勝という大それたことは言いませんが、ここで中田翔が復活をしたなら万全の
追撃態勢に入ることも可能です。
明後日は戦いの場を帯広の森球場に移して連勝を狙いますが、打線が好調なので
味方投手が誰であれ負けることはないと思います。