6月18日【Game64/27-37-0】
東京ヤクルトスワローズ 3-6 北海道日本ハムファイターズ
【勝】有原(4-5-0)【負】石川(4-7-0)
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<8回0/3 116球 打者30 安打3 三振5 四球1 死球1 失点3・自責0>
「じょっぴん」のかけ方を間違えた最終回でしたね。
ジョッピンをかる=鍵をかけるは、死語となりつつある北海道弁ですが
心張り棒のかけ方を間違うと、野球では簡単に逆転を許し苦境に立たさ
れます。
この日の有原は昨年の球威を取り戻したかのように、ストレートが走り
8回までは完璧な投球をしました。
今年に入ってからは、最高の好投だったといえます。
味方打線も9回の攻撃終了時では6-0と誰もが有原の完封勝利(今季初)
を信じて疑いませんでしたが、9回裏に坂口、上田に連打を浴びて3番
山田の3ゴロをレアードがはじき(失策)完封の夢は打ち砕かれます。
ここまでの失策数が46とダントツのNO1チームとなった日ハムは、8回
の石井に続きレアードでこの日2個目のエラーを記録しますが、こうも
エラーが多いと肝心なところでの失点が重なり、投手の足を引っ張ること
になりかねません。
現実にエラーで負けた試合も今年は数試合あります。
印象深いのはエラーが急増しているレアードを含む内野陣のタイムリーな
エラーです。
守備の天才とも言われた金子誠コーチがいるにしては、お粗末な守備陣には
交流戦が終わっての4日間を守備の点検が必要でしょう。
とくに新人の石井、杉谷、大累には、厳しい指導が必要だと思うのですが。
今年は守備でのエラーが多いレアードですが、攻撃ではしっかりその役目を
果たしています。
とくに4回表、先制のタイムリ-打は技ありの一打でした。
徐々に調子あげて来た遥輝です。
好守が光るだけに打撃も好調!
近藤健介が戻るまで(そろそろ復帰なのでしょうか?)チームを引っ張って
勝利に貢献をしてくれるでしょう。
この日も3番で出場をした西川遥輝は、7回ヒットの有原、松本剛を塁上に
おいて2ベースヒット。
駄目押しともいえる2得点で6-0と引き離します。
交流戦に入っての2番松本剛は6,7回とヒットを放ち得点に絡みますが
好調なリズムで今後も攻守での活躍が期待できますね。
帝京高校の先輩杉谷も、ベンチ生活が続くと後輩に示しがつかないでしょう。