6月23日【Game65/28-37-0】
北海道日本ハムファイターズ 7-3 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】公文(2-0-0)【負】安樂(0-2-0)
【本】(日)中田 9号2ラン、大田 9号ソロ、中田 10号2ラン
(楽)島内 7号2ラン
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レジェンドシリーズと銘打って再スタートッを切ったレギュラーシーズンの
対戦相手は、2位SBに1.5ゲーム差に迫られている、首位楽天との第8回戦
でした。
ここまで首位を走る楽天とは、1勝6敗とやられっぱなしでしたが、怪我で
ファームに落ちていた大谷翔平選手が、久々のベンチ入りという明るい話題
もあり、リラックスムードが日ハムベンチに流れる札幌ドームでした。
さっそくその効果なのか、先制点のチャンスは4回裏に訪れます。
1死後3番西川遥輝がヒットで出塁をすると、次打者4番中田翔は相手投手
安楽の投じた2球目を完璧にとらえて、レフトスタンドに運びます。
不振にあえいでいた中田は、交流戦で徐々に復活の兆しが見えていましたが、
この9号HRは「復活の狼煙」を感じさせる一発でした。
中田の先制HRで先制をした日ハムですが、4回まで3安打1四球と楽天打線
を抑えていた先発メンディでしたが、先制点を得てリードをしたのにもかかわ
らず、5回表に1死後四球の嶋を1塁において1番島内に痛い同点HRを浴び、
あれよあれよといううちに2-3と逆転をされてしまいます。
点を得ると逆転をされるのが今年のメンディの特徴ですから、見ているファン
も私も驚きません。
ツキ(運)がないのか、メキシカン特有の性格なのか、粘りがまったく見られ
ないメンディの今年の投球ですから、ここまで2勝5敗と成績を残せないのは
仕方ないのでしょう。
きっと栗山監督でなければ、今年のメンディを先発ローテで使わない?
私はそう思います。
結局、勝利投手の権利を持ちながら、この回に逆転をされたメンディは、2死
を取りながら走者2、3塁でマウンドを去り、後を公文に任せます。
救援に立った公文は、6番舛井をファーストゴロに打ち取り無事に役目を果た
すのですが..........。
やっぱり今年のメンディは運に見放されているのか、5回裏にはレアードの逆
転2塁打が飛び出し、公文がこの日の勝利投手になるのですから...。
4-3と逆転をしたこの日の日ハム打線は、止まることなく7回裏には先頭打
者の大田泰示が、キャリアハイの9号ソロHRで追加点を加えると、またしても
中田が四球の遥輝を1塁に置き、とどめの10号2ランで試合を決めてしまいます。
これで対楽天戦は2勝6敗として、借りを徐々に返すきっかけの試合となれば
良いのですが、大谷翔平は戻って来ても、絶好調だった近藤健介の長期離脱と
いうショックなニュースが陰を落とすことになりました。
どうも今年は昨年の反動なのか、次々と負傷者が入れ替わりになり、ベストの
メンバーが組めないのが今の日ハムです。
好調なのは上位打者5人で闘うのは、かなりの無理があるので、これ以上の負傷
者は絶対に出さずに頑張って欲しいものです。
この日の試合で6回に救援投手としてマウンドに立った谷元圭介投手が、通算
100ホールドという記録を打ち立てました。
プロ史上では25人目、日ハムでは武田久、宮西尚生、増井浩俊投手に続く4人目
の快挙です。
身長が170㎝に満たない小さな大投手は、今後も活躍をしてくれるでしょう。