日ハムVS楽天戦が24日(土)、25日(日)とありましたが、余りにも情けの無い
試合を連続でしてしまった。
栗山監督は本心で思ったことでしょう。
わたしも今年は、今までの試合の流れから最下位予想に傾きつつあるので、ファンが
騒ぐように栗山采配には異議を唱えませんが、かなりお疲れなのは間違いないでしょう。
24日のデーゲームは、好投の有原を打線が見殺しにして、延長戦に入り新人玉井を
マウンドに送るしかない投手起用に「喝」ですが、チャンスで打てなかった打者には
喝・喝・喝
たしかに美馬も良かったけれど、付け込む隙はあっただけに残念でした。
ファンの多くは「大谷をあげておきながらなぜ使わない!」とのコメントが大勢を
占めていましたが、はなから栗山監督は使う気はなかったのでしょう。
ラジオ解説の岩本勉さんは、試合前から大谷をベンチに置くのは「大反対」と
言っていましたが、「親の心子知らず」ではなく「子の心親知らず」だった難解の
ベンチ入りでした。
6月24日【Game66/28-38-0】
北海道日本ハムファイターズ 1-2 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】松井裕(3-1-21)【S】福山(3-0-1)【負】玉井(1-1-0)
【本】ペゲーロ 16号ソロ(1回・有原)、ウィーラー 14号ソロ(11回・玉井)
この日は大田が2安打、松本が3安打、西川が2安打と数字を残しましたが
中田翔のゼロ安打はでしょう。
チャンスで打てない中田翔が一夜明けたら、別人に変身をするのですから
ベンチを預かる監督、コーチ陣も頭が痛いでしょうね
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ショックの延長11回の敗戦から、一夜明けて25日(日)の試合は、先発浦野が
初回に3失点をしてしまいます。
相手投手は西武時代から苦手とする岸投手でしたが、日ハム打線は大田2安打、
西川が2安打、松本が1安打とチャンスで打てないハム打線は圭安打のお寒い
内容でした。
いかに北海道が6月末なのに気温が上がらず、低温の日が続いているとはいえ
札幌ドームのグランドが冷え込んでは、ファンには申し訳ない試合でした。
日ハムのFBでは、2番に入った中島、栗山監督が槍玉にあげられていましたが、
どうなんでしょうね~
まだ二遊間を守る石井は新人だから、使い続けるのは何となく心情的にも判り
ますが、対岸ということで2番に持ってきても、チャンスで捕邪飛と遊飛では
ファンが怒るのも無理がないでしょう。
負けても勝っても過激な言動を続けて来た優しいファンがキレています
6月25日【Game67/28-39-0】
北海道日本ハムファイターズ 0-6 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】岸(6-2-0)【負】浦野(3-2-0)
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私が思うにやっぱり打線はいじらずに、2番はいま乗っている松本で行くべき
だったと思いますよ。
卓は現状では守れても打つのは、飯山選手以下でしょう。
守りだけなら雄志を一軍に上げるか、石井をショートに戻して杉谷と賢介を併用
すべきではないでしょうか。
石井は2塁に入りますますスランプ状態が増したような気がします。
元来がショートなのですから、彼をマックの後継ぎとして育てるというなら、絶
不調の中島卓は外すべきでしょう。
栗山監督もついに迷采配と言われるまでになってしまいましたが、連覇を置き
土産に大谷ともども日ハムを去るという目論見はすっかり狂ったようです。
すでに気持ちの中では、今季は無理と諦めが見て取れる節もありますね。
優勝から最下位へ転落をしたフラッシュバックが、監督の脳裏をよぎっている
のかも知れません。
ロッテとの二弱争いは、彼のプライドを傷つけ、同じ過ちを二度繰り返すことは
許されない事でしょう。
そうは言ってもここで踏みとどまらない限り、来年以降のことを考えるなら、今
期の順位争いに身を置くか、来期以降の日ハムの進む道を切り開くかのいずれか
を選択しチームの進む道を決める時かもしれません。
大谷がメジャーに挑戦し、中田がFA宣言をしてチームを去るなら尚更でしょう。
ただここに来て大谷を指名打者として使わないのは、回復の遅さとともに表沙汰
となっていない状況があるのかも知れません。
うがった見方をするなら、大谷自身は年内のメジャー挑戦には否定的で、来季も
日ハムに残留という気持ちがあるような..........。
怪我の状態が予想以上のものであり、それが回復の遅れにつながっているなら、
来季のメジャー行きはないでしょう。
中田のFA宣言も今の状態であるなら、まずしないと見るべきです。
日ハムには大谷、中田の年棒がかなりの重荷になっていますが、成績不振でこの
まま行けば、中田翔の場合には年棒半減という提示も可能です。
中田自身も陽岱鋼のように移籍をして、チームに叩かれることは望んでいないで
しょうから、成績不振でのFA移籍は考えていないような気がします。
その点から言うなら、今年は最下位に沈んでも、主要選手が残留をするなら、来季
は再起の年として再浮上をする可能性は大きいと思います。
そのためにも目先の勝利を捨てて、新たなチーム作りの選手起用をしているなら、
栗山監督は名将と言って過言ではないでしょう。