9月10日【Game122/47-75-0】
埼玉西武ライオンズ 8-7 北海道日本ハムファイターズ
【勝】平井(2勝0敗0S)【S】増田(1勝5敗26S)【負】玉井 (1勝2敗0S)
【本】(日) レアード 31号ソロ(6回・ウルフ)
(西) 炭谷 3号ソロ(2回・石川直)、中村 25号2ラン(4回・石川直)
山川 16号2ラン(5回・石川直)
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体調不良? 理由は判りませんが今日のスタメンからは中田翔の名前が消えて
いました。
不動の4番が抜けて若手中心の打線を組んだ栗山監督でしたが、先発石川(直)
が3HR(5失点)を浴びなければ、どう転んだか分からない試合でした。
初回に2塁浅村のエラーで先行をするも、石川の失点が止まらず5回裏で7失点
で2-7と大きく点差が開く状況では、栗山監督も打つ手が無しだったと思います。
それでも6回には、ヤングファイターズ打線が爆発をして、一挙に5得点をする
のですから、楽勝ムードに浸っていた西武ベンチも肝を冷やしたでしょうね。
この回は4番レアードの31号HRをカワギリに、横尾、大田が連打で続き、渡邉は
凡退するも、清水がエラーで出塁をすると、石井(一)、西川、松本が連続安打で
7-7の同点に追いつくのですから、いやはや驚きの6回表の攻撃でした。
〈SBデスパイネを抜いて31号のトップに立ったレアード選手〉
中田翔と大谷の2枚看板がなくても、来季スタメンを狙う若手がこれほどまでに活
躍をするとは、日ハムベンチも予想もしない展開だったと思います。
残念なのは6回裏に石川から後を託された玉井が先頭打者に四球を与え、1死2塁
で救援に立った宮西が打たれて7-8とされたことですが、これほどまでの乱打戦
は負けてしまったと言え最近にはないドキドキ感を覚える試合だったと思います。
ひとつの四球で負け投手となった新人投手の玉井は可哀想でしたが、先頭打者に対
しての四球の重みを十分に感じ取ったでしょう。
彼にとっては良い経験になったはずです。
〈刻々と来季のレギュラーに近づいている新人石井は頼りになる存在に〉
どうやら来季は松本剛、石井一成、清水優心、太田賢吾の一軍定着は堅いかも
知れませんね。
また将来の4番候補の横尾は荒さが無くなれば、一軍で十分にやれるでしょうが
来季は近藤が復帰をしますし、渡邉諒も内野ですから1、2塁争いは過酷な争い
になるでしょう。
また外野手も谷口が復帰し岡晴海や浅間も争いに加わるでしょうから、大田も
松本もうかうかは出来ませんね。