藍、涙のホールアウト…自分に「お疲れさま」
TVを見ていて宮里藍選手のホールアウト後は、もらい泣きをしてしまった私。
手の甲で両眼をぬぐう私の姿を、声もかけずに見て見ぬふりをする妻の思いやり
に感謝!!
そのような藍ちゃん最後のエビアン選手権は終わりました。
ウルウルの始まりは、最終ホールの2打目を待つ、藍ちゃんのアップが写された
時、きっと藍ちゃんの頭には過去の数々のシーンが走馬灯のように思い浮かんだ
のでしょうか。
両眼はわずかながら赤くうっすらと涙がたまり、さあこれが最後のショットだと
過去の思いを振り切って、残り200ヤード超のグリーンめがけてウッドを振り
抜きました。
初日こそこの18番Hでは3オン2パットのボギーとしましたが、3日目、最終日
と最終ホールはパーであがるところは、さすがとしか言いようがありません。
結果は目標としていた優勝には届きませんでしたが、彼女の実力であればまだまだ
活躍が出来る年齢なのに、何よりも先に「勿体ない!」と感じたのは私だけでは
ないでしょう。
出来れば引退宣言はせずに休養宣言をして欲しかったのですが、引退をしても復帰
が可能なのはプロの世界ですから、いずれ復帰をして海外の選手のように長くプレ
ーをして欲しいと思いますが........。
またゴルフのクラブは、日進月歩で飛ぶクラブが今後も増えて来るでしょう。
それだけハンディもなくなるでしょうから、飛ばない選手にも勝つ可能性は増えて
来るでしょう。
藍ちゃんの引退は結婚が目的なのか、体力の限界からの休養が必要だと感じたのか
は分かりませんが、完全引退はせずにときおり元気なプレーを見せて欲しいですね。
3に目2位でスタートした上原彩子選手は、残念な結果に終わってしまいました。
前半でのチャンスでのパットが入っていたなら、最後まで優勝争いを繰り広げた
のではないでしょうか。
4番でボギーを叩きますが、我慢のゴルフは10番まで続き、11番ではバーデイと
して8アンダーに戻した時点で、もしやの結果を想像したのですが、13番ロング
でのボギーが響いたようです。
やはりメジャーのプレッシャーは凄いんですね。
また続く14番ショートのダボは、観ていて何が起きたのか全く分かりませんでした。
キャリーでグリーンオバーとは.........。
信じられない光景を目にして、これで終わった!
きっと本人も張り詰めて来た緊張感がほどけて、4オン1パットのWボギーとなった
のは仕方が有りません。
それにしても結果はともかく、LPGAでの優勝は無くメジャーでの最終組も初だった
のですから、メジャー大会での10位はよく健闘をしたと褒めてあげたいですね。
野村選手は全く結果が出なかったのですが、この大会では有力選手が軒並み予選落ち
をしていますから、オセアニア・アジアシリーズで今季2勝目を期待することにします。