髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 復帰の近藤健介は2安打! 遥輝は松井からサヨナラ打ぁ~

2017-09-28 21:48:20 | 北海道日本ハムファイターズ

9月28日【Game136/55-81-0】
北海道日本ハムファイターズ 4-3 東北楽天ゴールデンイーグルス



【勝】増井(6勝1敗24S)【負】松井裕(3勝2敗32S)
【本】松本 5号ソロ(1回・岸)、大田 13号ソロ(2回・岸)

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先発の加藤貴之投手は、粘投で7回126球を投じ9安打を打たれるも2失点
の好投(巧投?)でマウンドを8回から鍵谷に繋ぎます。
相手投手はここ数試合勝ち星がない岸投手でしたから、加藤は良く投げたと
思いますよ。


ただ残念なのは、前半ボールが高めに浮くシーンが多く、それを楽天打線に狙
われたのが惜しかったですね。
しかし、2失点目の藤田に打たれたタイムリーは、まったくのボール球でした
から、仕方がないとも言えますね。
打たれた藤田とは、昨年から4打数4安打とまったく相性が悪いようですから
来季の対戦ではしっかりと借りを返して欲しいですね。

日ハム打線はこの日も好調でした。
初回には2番松本剛が岸から、札幌ドームでは自身初の5号ホームランを放つ
と大田泰示が3回には昨日のオリックス戦の決勝ホームランに続き、バックス
クリーン左に連夜の13号を豪快に打ちます。
彼のパワーは日本人離れの資質を備えていますから、今オフの合宿から来季の
沖縄キャンプに向けては、弱点とみられる外角低めの見極めをすることですね。
随分と外角スライダーには、バットが空を切るシーンが見られました。

他の打者が好調であればあるほど、4番の中田のムラの多いバッテングが目立ち
ます。身体を絞ればパワーが無くなると、自己暗示をかけているのかどうかは
分かりませんが、もしも他のチームに移ったなら、チームの監督は4番は任せ
ないでしょう。
多分、5番か6番を打たせ「ホームランはいらないから、アベレージヒッター」
になりなさいというかも知れません。
むしろその方が4番の重圧から解放されて、ホームラン量産の確率も高まるの
ではないでしょうか?
来季は日ハムに残るかどうかは分かりませんが、チャンスで打点を稼ぐ本来の
姿に戻らないと、このまま潰れてしまうような気がします。
そのためには環境を変えて、一から出直す方が良いのかも知れませんね。

試合は8回表、鍵谷が楽天の先頭打者ウィーラーに、レフトフェンス直撃の2
塁打を打たれ、島内の犠打で1死3塁とされると、嶋のスクイズで2-3と勝
ち越されますが、昨日の9回2死で同点のホームランを放った横尾が、この日
も8回裏に技ありの同点打を放ち3-3とします。



おにぎり横尾の連夜の同点打には正直驚きました。
札幌ドームの観客は17,868人と少なめでしたが、これで盛り上がらないはずは
ありません。
平日開催ですでに5位が決まっているとはいえ、球場に押掛けた観衆の多くは、
大谷見たさでチケットを購入したのでしょうが、前夜に左太腿裏がつったという
大谷は出場は見送られました。
その代わりに、6月の怪我から久々に復帰をした近藤健介が指名打者で出場と
なり、さっそく活躍をします。
8回裏の横尾の同点打は、近藤の右中間を破るツーベースが呼び込んだものです
から、逆転に向けての下地が出来た一打でした。
手術明け間もなく復帰というのも驚きでしたが、札幌ドームに戻っての2安打は
来季の首位打者候補のナンバーワンでしょうね。
野球は生き物とも言われますが、流れをしっかりと掴んだ方が勝利を得られる
ものです。
ラッキーボーイ横尾の同点打で勢いが付いた日ハムに対して、楽天は9回裏に
守護神の松井裕樹をマウンドに送りますが、その出鼻を挫いたのは先頭打者の
清水優心でした。
松井が投げた外角高めのストレート見事にとらえた打球は、右中間を破り外野
フェンスに達します。
無死2塁のチャンスで即座に栗山監督は動き、渡邉諒を代走に送ると、石井が
しっかりと走者を3塁にバントで送り、サヨナラの舞台は整いました。

ここで登場をするのが3割打者を目指す西川ですから、たとえヒットで無くても
サヨナラの確率はかなり高かったでしょう。
もしもこの日2安打の西川にヒットが生まれたなら、限りなく3割打者に近づく
ことになるのですが..............。
今の日ハムで最もチャンスに強い西川遥輝は、サヨナラのチャンスでしっかりと
仕事をしました。


前進守備の二遊間に放った一打は、この日3安打を放ち加藤を苦しめた、藤田の
グラブをはじき興奮のサヨナラ勝ちにチームを導きました。
サヨナラ打を放った西川はご覧のように水責めの祝福を受けますが、下位に沈ん
だチームがその鬱憤を晴らす瞬間だったかも知れません。
これで西川は打率を.298として3割も見えてきました。
来季は西川遥輝と近藤健介の熾烈な首位打者争いが見たいですね。



気が早いかも知れませんが、これで来季のスタメンはほぼ固まったのではないで
しょうか。
1番.西川(中)、2番.松本&岡(右)、3番.近藤(指)、4番.大田(左)
5番.レアード(三)、6番.横尾(二)、7番.清宮(一)、8番.清水(捕)
9番.石井(遊)のYoungFightersです。

7番.清宮はあくまでも仮想ですが、中田が残留した場合には、5番で使うべき
かと思います。
他のチームはベテランが数多くなってきていますから、このチーム構成が上手く
行けば来季は優勝も夢ではなく、来季以降は日ハムの黄金時代が来るような気が
するのですが。

〈おまけです〉