髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 大谷今季初勝利を支えたのはヤングファイターズの面々でした

2017-09-13 01:03:05 | 北海道日本ハムファイターズ

日本ハム 大谷が349日ぶり白星!6回途中無失点で最速163キロ

9月12日【Game123/48-75-0】
北海道日本ハムファイターズ 7-0 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】大谷(1勝2敗0S)【負】美馬(9勝6敗0S)
【本】(日)横尾 2号3ラン(4回・美馬)、西川 8号2ラン(5回・美馬)

大谷投手
<5回2/3 78球 打者21 安打1 三振4 四球3 失点・自責0>


前回登板のSB戦(8月31日 札幌ドーム)では3万3千人の観客が押し寄せた本拠地
での試合でまさかのKO負けを喫した大谷投手にとって、チームが下位に沈んでいて
も、この日は負けられない試合だっと思います。
ただし、意地の悪いファンのなかには、この試合も楽天打線が爆発をして「大谷投手
のメジャー行きを阻止して欲しい」というSNSでの呟きもありましたが
チームの不調が続く今の楽天打線では、凡打の山を築くのは仕方がない結果でした。
ただし、ストレートの伸びは前回登板の方が良かったような気がします。
SB戦でバッテリーを組んだのは大野捕手でしたが、この日は若い清水捕手であった
ことが良かったのかも知れません。
5回2/3を78球、一安打完封は、バックネット裏に押し掛けたメジャー球団のスカウ
トには満足が出来る投球内容だったでしょう。

平日であるにもかかわらず、ドーム球場に大谷見たさで応援に駆け付けたファンは
「これで大谷投手の雄姿も見納めかも....」という声も多い中、それなりの結果を出
したピッチングには、嬉しさと寂しさが同居した複雑な感情が入り混じった大谷投手
の今季初勝利だったと思います。

この日の試合で大谷投手と共にヒーローインタビューのお立ち台に立ったのは、4回
に決勝弾となる2号3ランを放った横尾選手でした。
確か一号HRは、やはりKoboパーク宮城での楽天戦だったように記憶していますが、
プロ初安打も塩見投手から放っているので、楽天とは相性が良いのでしょうね。
彼の豪快なスイングを見ると、左右の違いはあるものの、オリックスの吉田正尚選手
や西武の森友哉捕手を彷彿とさせますが、両者とも今季は出だしは怪我などで躓いて
いるので怪我には注意でしょうね。(今日も8回には危ない死球がありました)
中田翔選手が欠場をしている今だからこそ、巡って来たチャンスですから、しっかり
と結果を残せば来季は一軍での活躍が大いに期待が出来るでしょう。
同じ大学の2年先輩である白村投手とともに、2018年シーズンはチームを牽引して欲
しいと思います。

〈4回先制3ランの横尾俊建選手〉


この日の試合で印象的な一発を放ったのが、ここ数試合元気がなかった西川遥輝選手
でした。
3点リードの5回裏、先頭打者の清水が倒れた後に石井(一)がライトに2塁打を放つ
とカウント2-1からのストレートを見事にとらえて右中間スタンドに叩き込みまし
た。見事としか言えないライナー性の飛球は、まだまだ3割打者を諦めてはいないと
いうアピール弾に思えたのは私だけではないでしょう。
余談ですが、西川遥輝も楽天とは相性が良く、2012年の初HRはこの日の投手だった
美馬からの2ランでした。
これで今季のHR数は2014年度の8本に並びましたが、残り試合での自己最多HR記
録を更新して欲しいですね。

〈5回追加点となる8号2ランで試合を決める西川遥輝選手〉


〈今日の投打のヒーローは大谷投手と横尾内野手でした〉


今季初勝利の大谷翔平投手と札幌ドームで初ホームランの横尾俊建選手が、お立ち台
に立ちましたが、果たして大谷投手は来季はどのような選択をするのでしょう。
日ハムファンの大多数は、来季も日本球界での活躍を切望していますが、日ハム入団
前からメジャー挑戦を掲げていただけに、残留の可能性は薄いと思うものの、連続優
勝を目指した今季の成績が1~2勝では、本人は全く納得が出来ない一年だったと思
います。
彼に男気があるのであれば、来季も残留をしてかってのマー君(田中将大)のように
大活躍をしてメジャー移籍を果たして欲しいと私は思います。
「立つ鳥跡を濁さず」とういう格言もあるのですから